フリーランスの福利厚生について調べた記事はたくさん出てきます。
しかし、その記事を執筆している人が、実際に加入・契約して利用しているのか、経費として計上しているのかというと話は別です。
そこで、自分で福利厚生サービスを利用した経験があり、ある方法を使い経費として費用計上もしている浅井がフリーランス向けの福利厚生サービスで無料や格安で使える具体的な方法と費用計上の仕方、そしておすすめの福利厚生サービスについて紹介します。
- フリーランスでも福利厚生費として経費にできる!
- フリーランスに福利厚生サービスは必要なの?
- フリーランス向け福利厚生サービスを無料・格安で利用し、経費扱いにする方法
- フリーランス(個人事業主)向け福利厚生サービスおすすめ14選
- みん社保(フリーランス・個人事業主限定の保険料支払いが下がる社会保険サービス)
- WELBOX(フリーランス協会ベネフィットメンバープラン)
- CLUB CCI(商工会議所会員向け福利厚生代行サービス)
- レバテックケア(ITフリーランス向け福利厚生パッケージ!)
- サポートプラス(PE-BANKの運営する無料で使える福利厚生サービス)
- 福利厚生倶楽部(Midworks登録で無料で利用できる!)
- Workship PREMIUM Club Off(Workshipで案件獲得した登録者は無料で利用可能!)
- フクリント(TECH STOCK登録で無料で利用できる!)
- テックビズライフサポート(テックビズ運営の無料で使える福利厚生サービス)
- coconalaクラブオフ(ココナラの出品者・購入者どちらも利用可能!)
- フリーランスライフサポート(クラウドワークスで月3,300円稼ぐと無料!)
- フリーランストータルサポート(ランサーズで3ヶ月連続5,500円稼ぐと無料!)
- ITフリーランスコンソーシアム(テクフリ登録で使える福利厚生サービス)
- フリノベ(ギークスジョブ登録で無料で使える福利厚生プログラム)
- まとめ
フリーランスでも福利厚生費として経費にできる!
結論から申しますと、フリーランスは従業員を雇用している訳ではありませんので、福利厚生という概念がありません。
そのため、例えば、プライベートの旅行、健康診断費用、スポーツクラブの会費などを福利厚生費として計上するのはやめた方が良いでしょう。
実際に税理士の先生に聞いても、グレーゾーンではあるが、やめた方が良いという先生が多いのが実情です。
直接的に旅行・健康診断・スポーツクラブの会費などを福利厚生にするのは危険が伴うことは上記でご説明した通りですが、福利厚生サービスを利用することについては話が変わってきます。
この福利厚生サービスをある方法を使い利用すればおかしな指摘を受けることもなく、費用計上もできてしまうのです。詳しくは次の項目で紹介します。
フリーランスに福利厚生サービスは必要なの?
まず、そもそもフリーランスに福利厚生サービスは必要なのでしょうか。
フリーランスの案件紹介を行うレバテックフリーランスの調査によると、フリーランスで働く不安要素について、ITエンジニアへ実際にヒアリングした調査によると、「会社員では受けられる福利厚生がなくなること」を不安要素に挙げている人が3番目に多いことが解ります。
また、この中から福利厚生を不安に思っているITエンジニアを年代別にみると、なんと働き盛りの30代と40代で約8割弱を占める結果となったとの事なのです!
正社員などの雇用契約であれば、勤務先の福利厚生サービスを利用してもしなくても、福利厚生サービス提供会社と契約を交わしています。そのため、福利厚生の事を就職や転職のときにあまり考えなくても良いのですが、フリーランスの場合、福利厚生サービスに加入すれば当然、自分でその費用を負担しなければなりません。
その費用を支払ってでも対価に見合った恩恵を受けられると思えば入るべきでしょう。
ただ、個人的には何らかの福利厚生サービスが使える団体には入った方が良いと思っています。
と言いますのも加入することで、業務上で何かあった場合に補償してもらえる賠償責任や休業補償といった保険的な役割を果たしてくれるもの、会社員でなければ受けられないようなレジャー施設やホテルの割引が効くもの、フリーランスにも必要だと思われるツールやサービスが無料になるもの等、様々なものがあるためです。
フリーランス向け福利厚生サービスを無料・格安で利用し、経費扱いにする方法
業界団体や協会などに加入することで、その団体が加盟している福利厚生サービス会社の福利厚生を無料もしくは会員価格で利用する方法があります。
この方法を使うと協会などへ支払う会費は「諸会費」という勘定科目で経費として計上することが可能です。
そして、フリーランスにお仕事を紹介するエージェントが、独自の福利厚生サービスを提供していたり、福利厚生サービス会社と契約していたりする場合もあります。
このフリーランス専門エージェントに登録し紹介されたお仕事に参画し稼働していると、無料で福利厚生サービスを利用できてしまうのです。
フリーランス(個人事業主)向け福利厚生サービスおすすめ14選
実際に、業界団体や協会に加入し使える福利厚生サービス、クラウドソーシング事業者・フリーランス専門エージェントが提供している福利厚生サービスについて、おすすめのものを15サービス厳選して紹介します。
みん社保(フリーランス・個人事業主限定の保険料支払いが下がる社会保険サービス)
みん社保は、フリーランス・個人事業主限定で加入できるお得な社会保険サービスです。
基本的にフリーランス・個人事業主は国の社会保険に加入できませんので、頑張って稼いで法人成りするか、民間にあるそれらしいサービスに入る必要があります。
ただ、福利厚生に特化したサービスは多くても、社会保険のようなサービスはまず見かけません…。
そんな中にあって、みん社保はフリーランス・個人事業主に特化したおトクに入れる社会保険サービスになります。
どれくらいお得かと言いますと、みん社保加入前と加入後では、40歳以上の配偶者有り、子ども二人の、世帯所得400万円のフリーランサーの場合、月々95,000円の保険料と年金の支払いがなんと43,000円になるんだとか!
みん社保に切り替えることで、ご家族の「保険料+年金」支払いが0円になるイメージなんです!
フリーランスなら加入しない手はないと思いますが、個別無料相談を実施していますので、自分は一度どれくらい支払いが下がるのか相談されてみては如何でしょうか。
WELBOX(フリーランス協会ベネフィットメンバープラン)
WELBOXはイーウェルが提供する福利厚生としてお馴染みのサービスです。
スポーツクラブやホテル・映画館などがメンバープランの割引価格で利用できるようになります。
なんと、フリーランス協会に加入すると、このWELBOXの福利厚生サービスが、フリーランス協会の年会費1万円(非課税)を支払うだけで利用できてしまうのです!
ちなみに私も加入しています。
ただ、私が加入するときに最大の魅力として感じていたチャットワークのビジネスプラン(年間5,000円相当)が無料になる特典は、これから新規入会される方は適用されないのと、「フリーランス協会のマイページを見て」という形で仕事が来ることはまずありません。
「安定的にフリーランス案件に参画し続けたい」とのことであれば、このあとに紹介するフリーランスエージェント各社に登録すれば無料で福利厚生サービスを受けられる会社もありますので、そちらに登録されることをおすすめします。
フリーランス協会という名前ですが、法人成りしている一人会社の社長もおられると思います。
フリーランスも法人企業も、「諸会費」という勘定科目でフリーランス協会の費用を計上すれば、会計処理上なんら問題ありません。
一点注意点があるとすれば、非課税で処理をすることぐらいですかね。
フリーランス協会は賠償責任保険も無料に!
フリーランス協会に加入すると、フリーランスのための賠償責任保険も無料になります。
賠償責任保険は損保ジャパンが提供するきちんとした保険がフリーランス教会に加入するだけで自動付帯で付いてくるのですが、任意加入でプラスアルファの料金を支払うことで、ケガや病気による就業不能を補償してくれたり、クライアントとの報酬トラブルの際の弁護士費用を負担してくれたりもしてもらえます。
CLUB CCI(商工会議所会員向け福利厚生代行サービス)
CLUB CCIは、商工会議所が運営する商工会議所会員向けの福利厚生代行サービスです。
私(弊社)も東京会議所の会員です。
商工会議所は法人はもちろんのこと、個人事業主つまりフリーランスでも加入できます!
CLUB CCIには、
- 福利厚生倶楽部
- ベネフィット・ステーション
という2つの福利厚生サービスが使えるプランがあります。
福利厚生倶楽部は株式会社リロクラブに業務委託を行っているのに対し、ベネフィット・ステーションは株式会社ベネフィット・ワンに業務委託を行っています。
それぞれ内容に違いはありますがいずれのプランも、宿泊・旅行・映画館・レジャー施設・スポーツクラブ・人気テーマパーク1,000円補助などの割引特典が受けられます。
フリーランス協会と違って会費だけ払えば無料で使える訳ではありませんが、会員価格でリーズナブルに利用ができます。
具体的な料金は以下の通りです。
従業員数 | 福利厚生倶楽部 プラチナプラン |
福利厚生倶楽部 ゴールドプラン |
ベネフィット・ステーション 通常プラン |
ベネフィット・ステーション ライトプラン |
---|---|---|---|---|
1名〜99名 | 1,100円 | 785円 | 785円 | 550円 |
100名〜999名 | 990円 | 702円 | 702円 | 500円 |
1,000名以上 | 880円 | 628円 | 628円 | 450円 |
料金は会社の従業員数で異なり、従業員数が多いほど安くなる仕組みです。
ちなみに、フリーランス(個人事業主)は従業員数1名の箇所と同じです。
また、上記の料金は従業員数1名あたりの月会費(税込)です。
例えば、従業員3名の福利厚生倶楽部プラチナプランの年間の料金は、1,100円×3名×12ヶ月で39,600円(税込)になります。
この機会に検討されてみても良いかもしれませんね。
レバテックケア(ITフリーランス向け福利厚生パッケージ!)
レバテックケアはITフリーランス向けの福利厚生パッケージです。
レバテックフリーランスに登録しお仕事をしているフリーランスであれば無料で利用できます!
福利厚生サービス提供会社のものではなく、レバテックオリジナルのサービスになりますので、ITフリーランスに嬉しい内容が目白押しです!
案件探しの営業代行もお願いしたいなーというフリーランスの方は、ぜひ活用してみましょう!

サポートプラス(PE-BANKの運営する無料で使える福利厚生サービス)
サポートプラスは、株式会社PE-BANKが運営するITフリーランスのための福利厚生サービスです。
同社は、PE-BANKというエンジニアのためのフリーランスエージェント事業を行っており、これまでPE-BANKに登録しお仕事をしているITフリーランス向けに福利厚生サービスを提供してきましたが、多くのITエンジニアをはじめとした様々な方に利用してもらいたく、2020年9月14日に、広く無料で提供をスタートされ始めました。なんと会員数は既に3000人を突破しているとのことです。
無料で使える福利厚生の内容は、ソフトウェアライセンスやアパマンショップ仲介手数料の割引などになります。
PE-BANKに登録せず使える部分はほんの一部のため、たっぷり使いたい人はPE-BANKに所属しお仕事を紹介してもらい参画しましょう!

福利厚生倶楽部(Midworks登録で無料で利用できる!)
フリーランスのエンジニアやWebデザイナーなどIT/Web系人材を専門に案件を紹介しているエージェントに、Midworksというサービスがあります。
実はMidworksに登録して紹介された案件に参画して仕事をしていると、リロクラブが運営する福利厚生倶楽部を無料で利用することができます。
福利厚生倶楽部も、先に紹介したWELBOXやCLUB CCIと同様、旅行・レジャー施設・映画館・スポーツクラブなどの割引特典が受けられます。
リロクラブが独自に提携している企業の割引特典が受けられますので、ラインナップはもちろん、違います!
さらに、Midworksはフリーランス協会にも提携しています。
フリーランス協会の入会自体は個人でするのですが、お仕事の報酬と一緒にフリーランス協会の年会費の費用も上乗せして銀行口座へ入金されますので、Midworksに登録すれば、福利厚生倶楽部とWELBOXの両方の福利厚生サービスを無料で利用できちゃいます!

Workship PREMIUM Club Off(Workshipで案件獲得した登録者は無料で利用可能!)
Workship PREMIUM Club Offは、株式会社GIGが運営する「Workship(ワークシップ)」が、株式会社リロクラブと協業して提供する会員制の福利厚生サービスです。
Workship PREMIUM Club Offは、基本、リロクラブ運営の福利厚生の内容が使えますので、Midworks参画で使える福利厚生倶楽部と同じ様な旅行・レジャー施設・映画館・スポーツクラブを利用することができます。
ただ、Midworksの場合、フリーランス協会のWELBOXも一緒に使えるので、福利厚生としての充実度は負けますが…。
Workship PREMIUM Club Offをチェック!
気になる利用条件は、Workshipに登録し案件を獲得することで、Workship PREMIUM Club Offが無料で使えるようになります!
Workshipは求人サイトのような形でお仕事案件が掲載されていて、フルリモートワークOKだったり、週1〜2日や1日短時間からでも参画できる案件だったりと豊富にありますので、フリーランスの複業はもちろん、正社員の副業としても活用できますよ!

フクリント(TECH STOCK登録で無料で利用できる!)
フクリントは、INTLOOP株式会社が提供する福利厚生サービスです。
INTLOOP株式会社が行う「TECH STOCK」や「ハイパフォコンサルタント」に登録し稼働しているフリーランスのエンジニアやコンサルタントであれば無料で利用できます。
フクリントもレバテックケア同様、INTLOOPオリジナルのサービスですので、エンジニアやコンサルタントに魅力的な特典になっています。
テックビズライフサポート(テックビズ運営の無料で使える福利厚生サービス)
テックビズライフサポートは、株式会社テックビズが運営するフリーランス向けの無料で使える福利厚生サービスです。
登録すると、最初に紹介したフリーランス協会をお得なテックビズ特別プランで利用できたり、小ワーキングスペース・多拠点生活サービス・レンタルサーバーを割引料金で使えたりと、フリーランスには有難い特典内容となっています。
さらに、同社が運営するテックビズフリーランスというフリーランスエンジニア向けの案件紹介サービスに登録しお仕事に参画すると、面倒な記帳代行や確定申告(青色申告)を税理士が一括無料対応してくれるという福利厚生まで付いてくるのです。
お仕事案件としては東京・大阪・愛知・広島・福岡の地域かつ週4日/5日の常駐案件(エンジニア経験3年以上)が多いとのことですが、該当されるエンジニアは良い福利厚生内容だと思いますので、登録してお仕事を提案してもらいましょう!

coconalaクラブオフ(ココナラの出品者・購入者どちらも利用可能!)
coconalaクラブオフは、「得意を売るならココナラ」のCMでお馴染みココナラが提供する福利厚生サービスです。
利用条件としては下記に該当する方が利用できます。
- 直近3ヶ月間の累計販売額が10,000円以上の出品者
- 直近3ヶ月間の累計購入額が15,000円以上の購入者
- coconalaテックエージェントの参加者
ココナラの出品者だけでなく、購入者やcoconalaテックエージェントの参加者が利用できるのは嬉しいですね!
ココナラでお得に利用する方法を下記の関連記事に紹介していますので、ぜひチェックされてみてくださいね。

フリーランスライフサポート(クラウドワークスで月3,300円稼ぐと無料!)
フリーランスライフサポートは、クラウドソーシングサービス最大手のクラウドワークスが提供する福利厚生サービスです。
月に3,300円(税込)以上稼ぐと無料で利用できます。つまり、毎月3,300円(税込)以上の案件を受注し納品し続けている限りは永久に無料で利用できてしまうのです。
月に3,300円(税込)の受託仕事で利用できるのであれば大したこと無いのではと思われるかもしれませんが、そんなことはありません!
フリーランスに嬉しい会計やスキルアップに関する割引に加え、トラベル・レジャーなど日本全国23万を超える施設を割引で利用できますので、フリーランスエージェントと大手の福利厚生提供会社のハイブリッドのようなイメージですね。
フリーランストータルサポート(ランサーズで3ヶ月連続5,500円稼ぐと無料!)
フリーランストータルサポートはこちらもクラウドソーシング大手のランサーズが提供する税務サポート・福利厚生・スキルアップ教育がセットになったサービスです。
福利厚生部分については、Lancersクラブオフという名称で、株式会社リロクラブが提供しています。そのため、Lancersクラブオフの部分は福利厚生倶楽部に近しい内容ですね。
税務サポートやスキルアップ教育の部分については、フリーランスにとっては切っても切り離せない部分ですので嬉しいですね!
気になる利用基準については、過去3か月連続で5,500円(税込)以上の報酬を獲得されている人が対象となり、申し込みをすると3か月間の利用ができるようになるとのこと。クラウドワークスと比べると少しハードルは高いため、クラウドワークスで慣れてきたらランサーズにチャレンジしてみるのも良いですね!
ITフリーランスコンソーシアム(テクフリ登録で使える福利厚生サービス)
ITフリーランスコンソーシアム(ITFC)は、テクフリを運営する株式会社アイデンティティーが提供する福利厚生サービスです。
テクフリは先に紹介したPE-BANK・レバテックフリーランス等と同様にフリーランスエージェントで、テクフリに登録することで無料で利用できるようになります。
割引や特典・保険などは他のフリーランス向け福利厚生サービスとあまり変わりませんが、ITフリーランスコンソーシアムには他と違った恩恵を受けられます。
それは、退職金に相当する「業務満了金」が受け取れるといったものです!
テクフリの手数料(マージン)から支払っていると言えばそう言えなくもないですが、テクフリの手数料率(マージン率)は業界でも最安値の最低10%です!
(※ただし案件によりマージン率は変わります)
他だと低いところでも15%や20%はマージンを取っていますので、身を削って良心的な福利厚生を提供していると言えます。
気になる方は、テクフリに登録し面談で聴かれてみては如何でしょうか。
フリノベ(ギークスジョブ登録で無料で使える福利厚生プログラム)
フリノベは、ギークス株式会社が運営するITフリーランス向け福利厚生プログラムです。
同社が運営するエンジニアのための常駐支援エージェント「ギークスジョブ(geechs job)」に登録すると無料で使うことができます。

気になる利用できるサービスラインナップですが、先に紹介したレバテックケアと同様、福利厚生サービス提供会社と協業や提携をしていないため、エンジニア向けの独自のラインナップが並びます。
エンジニア支援がメインの会社なだけあって、プログラミングスクール・サーバー利用などの割引優待が多いですね。
最近、ITフリーランスの健康管理サポートを目的に、インフルエンザ予防接種の無料提供も開始されたみたいです。
まとめ
今回は実際に諸会費という勘定科目を使い経費扱いにしている私の実例と、無料・格安で福利厚生サービスを利用する方法、そして14のおすすめの福利厚生サービスを紹介しました。
知ってるか知らないかで差がつきますので、ぜひ賢くフリーランス活動をしていきましょう!