フリーランスのWebディレクターがチェックすべき10のこと

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フリーランスになろうと思ったら考える3つのこと
こんばんは、浅井裕喜です。独立したばかりのフリーランサーと話していて、サラリーマン的な考えのまま独立している方にお会いしたりします。勿論、これまでずっと会社員としてお仕事されてきているので致し方ない部分もあると思います。私は、会社員でやっていた方が向いてる方は無理して、SESとか週5常駐してまで独立する事は無いと思います。
今回は独立する時の判断基準になるように「フリーランスのWebディレクターがチェックすべき10のこと」と題して紹介していきます。

リスクを取って、戦略的に働けるか?

フリーランスはプロフェッショナルです。基本的には、クライアントの期待に応えら続けられない方は生き残ることが困難です。
時には金銭度返しでお仕事をお受けすることや、やりたく無い仕事を受けなければならないこともあるかもしれません。ただし、来るもの拒まずでお仕事を受け続けていたら、あなたというお店は何屋か解りませんね。

そのため、常に自分の立ち位置とこれまでの経歴、将来の展望を見据えながら、戦略的に活動していきましょう。

安定を求めず、アグレッシブに働けるか?

今はフリーランスのお仕事を斡旋してくれる会社も以前に比べ増えてきました。ただ、SESや週5常駐で、特定の1社で何年も働いていませんか?それでは、いつまで経っても、ちょっとスキルが高くてお給料(給与)が良い派遣社員ですよ。

“Taroくん”
僕はこういった大規模開発案件のディレクターとして多くの案件に携わり経験を積みたい。

“Hanakoさん”
正社員だと異動等でやりたい事ができなくなる恐れがある。その都度転職したらキャリアが傷つくから私はフリーランス!

といったように自分なりの考えを持ってSESや週5常駐されているとか、案件が無い時に短中期的だけされるのでしたら話は別ですが、明らかに正社員やってた方が良いのにも関わらず、SESや週5常駐したら都合の良い人材のままです。現場からだって「高い金貰ってるのに」と妬まれることもあるでしょう。
だったら本当にプロとして磨きをかけて、「雇用保険、社会保険も入ってない。かつプロとして結果も出してるんだから高い金貰って何が悪い」くらいのスタンスで働いた方が得ですよ!

あと、これは元々の経験者としての意見ですが、社員さんの指示を受ける立場で毎日出社していると、サラリーマン感覚が戻ってきてしまいますし、他の仕事を受け辛い、進め辛いので、リモートワーク(クラウドワーク)がおすすめです。ただ、リモートワークに理解が無い会社が多いのも事実です。これも考え方次第で、リモートワークでも問題無いと信頼を獲得するのもディレクターとしての腕の見せどころです。私は過去に常駐した事のあるすべての会社(3社)において最終的にはフルリモートワーク移行を達成しています。今は私の常駐はお断りをしていて、リモート移行案件は法人としての受託と希望するディレクターとがマッチしたときに限らせてもらってますが…。

環境的な問題にしたって、家で集中できないのであれば、コワーキングスペース借りるとか、セキュリティが心配であれば個室レンタルオフィスを借りて、固定IP契約やVPN接続すれば良いんですから。

お仕事紹介で助けてくれる仲間はいるか?人脈はあるか?

サラリーマン時代に独立する際の、「何か案件があったら仕事振るからね~」ほど当てにならないものはありません。他の独立した人に聴いても結構同じ事を言ってたりします。なので私は「振る振る詐欺」と呼んでます(笑)。

勿論、独立前にお世話になった方に、独立後も何かしらお世話になった事もありますが、私の場合は、独立後に初めてお会いして続いている取引先の方が多いですね。ただ、これはその人や会社にもよるので一概には何とも言えません。

重要なのは「今(なう)」です!
今ピンチになった時に助けてくれる人はいるのか、そのための関係づくりを日頃から行っているか、の方が重要だと思います。
だからと言って、「誰でもいいから定期的に飲みに行け」という訳では無く、努力を怠っていないかとか、情報はキャッチアップしているかとか、実績作っているかとか、そんな事も重要だと思います。
FacebookやTwitterなどのSNSでの投稿も意外と見られているものですし、そういったところをきっかけに広がっていく人脈もあります。
Facebook等で、
「○○会社の中の人で知り合いいませんか?」
なんて投稿したら返信があるかもしれません。

できれば会社員というリスクが取りやすい時代に色々試されてみると良いですね。習慣なんて、いきなり変えられませんから。

チンケなプライドを捨てられているか?

クライアント企業の名刺を持ち、クライアント企業の人間として打ち合わせに出る事も時にはあるでしょう。うまくやっているフリーランサーほど、パラレルキャリアというでしょうか、何社もの自分名刺を持っているものです。
フリーランスとして独立したというプライドも解ります。ただ、世の中は何処も人手不足です。あなたがサラリーマン時代に、何冊もの本を出して、実績も出してきて、個人としてのセルフブランディングがめちゃ出来ているというのであればプライドを十分もって仕事をすべきでしょう。
ただそうで無いのでしたら、使いやすい人や、やり易い人に仕事は回ってくるものです。個人事業主ですので、サラリーマンと同じ感覚で仕事をする必要は無いと思いますが(むしろすべきでは無いですが)、捨てられるプライドなら捨ててしまいましょう。その方が仕事が来ますよ!

経験や知識、スキルに問題ないか?

フリーランスは幅広い知識や経験が求められます。クライアント企業によっては、あまり例が無い取り組みをしていきたいというニーズがあるかもしれません。
そんな時に、自分のこれまでの経験を活かして業務を遂行できるか、自分のスキルは世の中から求められているかという点はシビアに定期的に棚卸しながら見ていくようにしましょう!

時には友人に案件を紹介する余裕があるか?

Webディレクターの仕事は多岐に渡りますし、わざわざWeb制作会社、アプリ開発会社、広告代理店を通さずに、フリーランスのWebディレクターに話がある場合(時にはそれらの企業の受託という事もあると思いますが)、必ずしも自分に向いていない案件がくる事もあるでしょう。例えば、EC事業がよく解らないのにEC CUBEの案件がきたり、Webサイト制作メインのWebディレクターなのに、ネイティブアプリのディレクション案件がきたり等です。
そんな時に経験が無いのに仕事が無いから等の理由で、無理して案件獲りに行ったりしてませんか?

最近は、Webサイト制作案件一つとっても、企業のニーズによって求められている事は多岐に渡るようになってきました。私は割と幅広い領域をカバー出来ていると思いますが、それでもECサイト構築、ネイティブアプリの開発、インスタグラムのプロモーション案件などは受けていません。そういう相談があれば他の人に相談してます(滅多に相談も無いですが…)。
炎上して悪い評判が立つ前に、餅は餅屋と割り切って、自分の専門領域を磨いていく事や専門案件の実績を積むほうに時間をかけましょう。
ただ、自分の得意分野でないからとむげに断るのも機会損失です。日頃から頼れる人脈を作っておき、得意な人を紹介してあげましょう。逆に、自分が得意な仕事を紹介して貰える機会もあるかもしれません。

勉強やセミナー参加、実践によるPDCAが嫌いでは無いか?

仕事が回ってくるのは他社と比べて、「安いか」「早いか」「やり易いか」「クオリティが良いか」「効果が良いか」。
こんなところではないかと思います。薄利多売はどちらかと言うと企業の戦略ですので、ぜひフリーランサーの皆様は付加価値をあげていかれてください。
となると、積極的に経験を積むか、勉強していかなければなりません。無意味な資格を取る必要は決して無いと思いますが、勝ちパターンを見つけるため自分でサイトを運用してみたり、最新情報やトレンドのキャッチアップは積極的にしていくようにしましょう!
「芸は身を助ける」
昔の人はよく言ったものです。

エンジニアやWebデザイナーの人脈はあるか?

プロジェクトによってはクライアントサイドや元請けの広告代理店の方がメンバーを調達してくれる事もあるでしょう。ただ、Webディレクターにメンバーアサインをお願いされる事もあります。エンジニア、Webデザイナーという職種の人脈は勿論ですが、アナリスト、ライター、エディター、自分とは違う経験を持っているWebディレクター等、何かあった時に頼れるように日頃から人脈を作るようにしましょう!
往々にして、何かは突然訪れるものです。

コミュニケーションスキルに自信はあるか?

会社員(サラリーマン)は会社の後ろ盾があるので、社内や外注のクリエイターやエンジニアが仕事をしてくれます。
フリーランサーもプロフェッショナルの高い方は会社員の方以上にパフォーマンスを発揮してくれますし、意図を汲み取ってくれますが、癖のある振れ幅は会社員以上にあります!
私もエンジニアに逃げられた経験があります(笑)。

これは雇用形態などに限った事でもありませんが、仕事のパフォーマンスを最大限に発揮させられるかはWebディレクターのスキルであると思っています。それによってクライアント担当者の満足度も変われば、時には炎上案件になる可能性もあります。
私はリモートワークでのWebディレクションを得意としていますので、自慢では無いですがクリエイターやエンジニアにパフォーマンスを発揮させられるマネジメントスキルは正直高いです!
地方のオバちゃんから大手広告代理店や大手Webデベロッパーの方まで色んな方との仕事経験もあります。

客先との対面打ち合わせが多い場合など、案件によってはそこまでのコミュニケーション能力も問われないかもしれませんが、あって損は無いのでぜひ高める事をおすすめします!

フリーランスを続けるか、法人成りするか?

個人事業主(フリーランス)は原則、無限責任と呼ばれています。
Web系の案件でフリーランサーへの業務委託契約であれば、個人に多くの責任を負わせるものもほぼほぼ無いようにも思いますが、だからと言ってゼロであるとは言い切れません。
よく年間売上800万を超えるか超えないかが法人成りのラインと言われていますが、自分の立場を考えて、法人成りをするかどうかを考えましょう。
時には法人成りした方が仕事が進めやすくなる事もあります。だからと言って安易に法人成りするのは止めましょう。
個人と違って、これでもかと色んな税金も来ますし、簡単に会社は潰せません。個人は税務署への紙切れ一つで辞められます。フリーランサーがよくサラリーマンに戻るのもこういう理由があるんですねー。

ただ、法人成りする事によって、社会的信用も多少上がりますし、覚悟も今まで以上に高まります。本気の方は法人成りするというのも一つの手かもしれません。

まとめ

今回は「フリーランスのWebディレクターがチェックすべき10のこと」と題して紹介してきました。実体験に基づくものも多いので、現役のフリーランサーや一人会社の社長にも十分に役立つ内容であると思います。ぜひ、今後の活動の参考にされてみてくださいね!

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