日本はエンジニア不足と言われニーズも高いため、エンジニアへのキャリアチェンジを考える人も増えてきています。
ハローワーク(公共職業安定所)でも、エンジニアとして再就職・転職するためのプログラミング学習コースも色々あります。ただ、実際のところ、職業訓練校のプログラミング科目はどうなのでしょうか。
今回は、職業訓練校のプログラミング科目の授業内容、就職/転職事情はもちろん、転職支援付き無料プログラミングスクール選びの注意点、教育訓練給付金がもらえ、実践的スキル習得と就転職率が高い厳選プログラミングスクールについて紹介します。
職業訓練とは?
職業訓練とは、就業に必要な技能や知識を習得させることにより、労働者の能力を開発・向上させるための公的な制度です。
多種多様なコースが用意されており、期間は3ヶ月、もしくは6ヶ月のコースが一般的となります。
正式名称は、公的職業訓練(ハロートレーニング)と言い、雇用保険を受給者を主な対象とする「公共職業訓練」と、雇用保険を受給できない求職者を主な対象とする「求職者支援訓練」の2つに分かれます。
職業訓練を利用するには、ハローワーク(公共職業安定所)で申込手続きを行い、その後、書類選考や筆記試験、面接を受ける必要があります。
基本的には無料で受講できますが、中には給付金が支払われるものの一部だけ有料のコースもあります。
職業訓練校のプログラミング科目のリアル事情
続いて、職業訓練校のプログラミング科目の事情について紹介します。
給付金制度でほぼ無料もしくは格安で受講が可能
職業訓練給付金制度というものがあり、この制度を使う事で、ほぼ無料もしくは格安(一部だけ自己負担)で受講することができます。
プログラミング科目の授業内容
ハローワークで紹介している募集予定科目一覧の中から、プログラミング系コースを調べてみますと、下記のようなコースがあります。
- セキュリティエンジニア科
- Javaシステム養成科
- Javaシステム科
- ネットワーク・サーバ構築科
- AWS・クラウドエンジニア科
- Pythonと情報処理技術者科
- CMS活用実践プログラミング科
民間のプログラミングスクールで近年コースが増えており求人数も増えているAI系のプログラミング学科も、「Pythonと情報処理技術者科」といったコースとして加わりました。
しかし、実施施設名を見ると、AIスクールとしては知名度や実績が乏しいスクールが運営しているのが実情です。
また、各コースの授業内容も見ましたが、失礼ながら、やった感と資格取得に偏っている印象を受ける講座が多い印象を受けました。
スクール側も給付金を全額もしくは大幅に国からもらわなければならない関係上、どうしても資格取得という目に見える形を重視するのは致し方ないことだと思います。
ただし、エンジニア採用企業で求められているのは、資格ではなく実績やスキルです!
さらに、1つのコースを例にあげますと、フロントエンドプログラミングの経験もなく、いきなり、AWS・クラウドエンジニア科へ行ったとしてもチンプンカンプンになってしまう恐れもあります…。
もっと言いますと、東京の職業訓練校であればJavaシステム・ネットワーク構築・Pythonなど未だ細分化されているので良いのですが、大阪レベルの都市で実施している職業訓練ですら「アプリ開発・Web制作・WordPress・Java・データベース…」を6ヶ月で学習するという盛り盛りコースも存在します。1つのスキル習得でもかなりの時間を要しますので、正直プログラミングの素養の無い方ですと無理ゲーに近いです。
これが実情です。
プログラミング未経験でIT/Web業界での勤務経験の無い人が、ハローワークですすめられるがままに、職業訓練校・訓練機関を選ぶことは極めて困難です。
ハローワーク求人のエンジニア就職/転職事情
どこの会社に就職をしたいのか、転職をしたいのかにもよりますが、正直申し上げて先に挙げたようなコースの授業を受けて、いわゆる有名もしくはイケてるIT・Web企業の現場第一線のエンジニアとして未経験から活躍できそうなエンジニア人材になるのは難しいと思います。
公的職業訓練を修了して就職できるのは10人に7人。3人は就職できない現状
出典:ハロートレーニング(公的職業訓練)の実施状況(全体版)より抜粋
どこの会社でも良いので、エンジニアになりたいというのであれば、上表の赤く囲ったところにある割合のように職業訓練を修了し10人に約7人(正確には70.8%)はIT分野に就職できています。
皆さんも一度は耳にしたことがあると思いますが日本はエンジニア不足と言われているため、以前はもっと低い割合でしか就職できていなかったところ、10人に7人は公的職業訓練経由で就職できるようになってきています。しかし、残りの約3人は就職できていないのが現状です。
最新の令和6年度11月(2024年11月)入校生の実績で言うと、いわゆるプログラミングを学習するコース(科目)は、「Python C言語 IoT技術習得科」「Java・C#エンジニア養成科」の2コースになります。
「ChatGPTでのプログラミング入門」はどこまで言語理解をするか解りませんし入門講座のため除外します。また「Linuxサーバと情報システム科」は開発プログラミングというよりもインフラまわりの環境構築のスキル習得を目指していくコースかと推察されます。
ここ最近の例月の傾向からしますと、プログラミングを学習するコースは多くても2コースか3コースの募集となります。
職業訓練校でプログラミング学習ができることは受講料がかからず給付金で受講できるのでラッキーと思われるかもしれませんが、良いことだけとは限りません。
例えば、日本の基幹システムなどではJavaエンジニアが求められるニーズが高いため、毎月Javaに関する講座が1コースは必ず入っています。旧来からあるプログラミング言語ですが、一定のニーズがありますので食いっぱぐれる心配はないと思います。
C言語もレガシーな言語ですのでニーズはありますが、割と古めな言語です。
一方で、割とトレンド的にニーズの高いPython学習ができるコースも今回も募集がありますが、例月よく募集していて、Pythonエンジニア(AIエンジニア)は確かにニーズが増えている職業です。組込みAIやIoTなども同様にニーズは増えることが期待できるでしょう。ただ職業訓練校では失礼ながらAIスクールとしての実績が豊富な学校が教えてくれるかは不明瞭ですし、未経験からですと学習難易度もそこそこ高いように思います。
そのような背景もあり、就職率は70.8%という状況なのでしょう。
職業訓練からの再就職は下請けや孫請け企業の就職も覚悟する
ハローワークへの求人掲載は雇用保険をきちんと支払っている事業者であれば、無料で求人掲載できる仕組みとなっています。
そのため、あまり予算のない中小企業の求人も多く取り扱われています。
あまり予算のない中小企業の場合、システム開発を下請けや孫請けで受託している会社もあります。
中には、少しブラックだと思われる企業の求人もありますし、トレンドの技術を活用していない企業の求人も多いと思いますので、
「どんな技術スキルでも身につけば良い!」
「どこの会社でもエンジニアとして就転職できれば良いんだ!」
というのであれば、ハローワークでおすすめされたコースで無料で職業訓練を受けて、就職に向けて頑張ってみるのも一つの手です。
ただし、エンジニアとしてのキャリアの第一歩として、最初から良い会社に再就職ができると、その後のキャリア形成・スキルや年収アップに有利に働きます!
少々辛口になってしまい申し訳ないですが、より良い選択をしていただきたいので、ご理解いただけると嬉しいです。
教育訓練給付金も得て、最先端のスキルを得られるスクールもある!
実はなんと、離職者向けの職業訓練ではなくても、プログラミングスクールを自分で探して、ハローワーク(公共職業安定所)で手続きを行い給付金を得られる方法もあります!
これはスクールの受講料を満額もしくは満額に近い金額で受給できる訳ではありません。ただ、教育訓練給付金を使えば、職業訓練校以外のスクールも選択肢として増えます!
しかも、上場企業やIT系で有名な会社への就転職を果たしている卒業生がいるスクールや、就転職率が98%のスクールもあります!
公的職業訓練で学習して就転職する70.8%と比べると、割合だけ見てもだいぶ確率が高くなることがお解りいただけるかと思います。
教育訓練給付金対象校をおすすめする理由
では続いて、教育訓練給付金対象校を探すことをおすすめする理由を少し紹介します。
基本手当の80%の受給と最大64万円まで受講料が補助される!
教育訓練ほどの手厚さはありませんが、45歳未満の失業者であれば、基本手当の80%の金額まで失業給付として生活手当を受給でき、スクールの受講料のうち最大56万円までは補助されます。
さらに、訓練修了後の賃金が受講開始前の賃金と比較して5%以上上昇した場合、教育訓練経費の10%(年間上限8万円)を追加で支給してもらえます。つまり最大で受講料の80%が還元されることになります。
賃金が5%上昇した場合の追加10%給付に関しては、2024年10月1日より改訂され加わった拡充になります。一部のスクールでは最大64万円まで給付金が出るとのことで告知されていますが、ほとんどのプログラミングスクールでは未だ告知されていません。
再就職・転職後のことですので先のことになりますが、今から対象スクールの講座に通い始めれば80%給付が受けられるということは覚えておきましょう。
一人親であれば受講料を上回る最大193万円まで給付金が支給される!
シングルマザーやシングルファザーといった、いわゆる一人親であれば、自立支援教育訓練給付金(最大20万円)と高等職業訓練促進給付金(最大173万円)が支給され、最大193万円まで給付金が出ます。
これは受講料の補助と言うよりも生活費の補助になりますが、一人親でIT人材への転身を諦めかけていた人にとっては嬉しい制度ですね。
この制度に積極的に取り組んでいるのはインターネットアカデミーのMamaEduプロジェクトです。ママだけでなくパパも対象ですよ。
エンジニア不足のなか、微妙な会社に行く必要はない!
先にも紹介しましたが、あまりトレンドになり得ないスキルを学習し微妙な会社へ就転職、ましてやブラック企業に就職することはありません。
何事も最初が肝心です!
離職者のみならず在職者も受給できる!
教育訓練給付金は職業訓練とは異なりますので、離職者だけではなく、現在他の会社にお勤めの会社員やアルバイト・契約社員の方なども受給できます。
ハローワークで手続きするので離職者のための制度だと思われがちですが、そうではありません。
もちろん、受給要件を満たし受給資格がないといけませんが、在職者の人にとっても大きなメリットのある制度です。
良いスクールは意識の高いエンジニア志望仲間と切磋琢磨できる!
良いスクールは、現場の第一線で活躍中の講師・メンターがプログラミングを教えています。
また、意識の高い受講生も多いので、一緒にエンジニアを目指して、仲間と切磋琢磨できる環境があります。
現場で実践できるチーム開発がある学校を選ぶのも良いですね!
良い会社でエンジニアとして活躍すれば、スグに稼げるようになる!
失業給付を受けていたりすると、どうしても生活費や受講料が気になってしまうと思います。
その気持ちも非常によく理解できるのですが、実践的なスキルを磨いて良い会社でエンジニアとして活躍すれば、スグに稼げるようになります!
教育訓練給付金対象校をおすすめしない人
ただ、離職者の誰にでもおすすめできる訳ではありません。
失業給付の80%では生活費が足りない人や、そこまで先端のIT企業への就業を求めていない人、在職者受講生との交流がキツいと感じる人にとっては厳しい環境だと思いますので、辞めておいた方が良いでしょう。
給付金がもらえ、実践的スキル習得と就転職率が高い厳選プログラミングスクール
数的には非常に少ないのですが、下記に、
- 教育訓練給付金が最大64万円まで受給でき金銭負担が少ない
- 有名もしくはイケてるIT/Web企業への就職/転職実績がある
- 現場の第一線で活躍できるスキルが習得できる
- 実践でも活かせるチーム開発も経験できる
- プログラミング未経験者も多数受講している
という5つの条件に当てはまるスクールを厳選して紹介します。
INTERNET ACADEMY(インターネットアカデミー)
INTERNET ACADEMY(インターネットアカデミー)は、Webデザイナーやエンジニアを育成する老舗スクールです。
東京の新宿に1校舎あります。オンライン受講も可能ですので、関東圏にお住まいでなくても受講は可能です!
INTERNET ACADEMY(インターネットアカデミー)でも、
- AIエンジニア育成コース
- AI×IoTエンジニア育成コース
- IoTエンジニア育成コースA+作品制作講座
- IoTエンジニア育成コースA+ECHONET IoT MASTER
- IoTエンジニア育成コースB
- ITエンジニア総合コース+Python講座+AIプログラミング講座
- AI×IoTエンジニア育成コース+サーバー講座
- AIデータ活用実践コース
の8コースが経済産業省のReスキル講座として認定されています。
中でも、IoTエンジニア育成コースAは実績が豊富で、以下のようなWeb制作の基礎からサーバーサイドスキルまで学習することができます!
また、どのコースでも、現在エンジニア界隈で最も不足人材と言われているAIやIoT分野について学習でき、スキルも習得できます。
どこコースを選んでも、最大受講料の80%(最大64万円)の給付を受けることができます。
加えて、45歳以下の失業中の方であれば、専門実践教育訓練給付金(Reスキル講座)の給付金(最大64万円)とは別に、離職前の月額基本給の80%相当(上限あり)の金額を受給することができます。
離職前の月額基本給の80%相当の受給は2025年3月末までの時限措置で、2025年4月以降は月額基本給の60%相当に減額されます。
このあたりにも詳しいので、まずはカウンセリング予約をして、色々相談してみましょう。
さらに、シングルマザー&ファザーといった一人親であれば、インターネットアカデミーでは自立支援教育訓練給付金や高等職業訓練促進給付金を利用することも可能となり、受講料をはるかに上回る最大193万円まで受給することができます。
プログラマー入門コースやPython講座なども対象になりますよ。活用事例は下記をご確認ください。
193万円のうち173万円が対象になる高等職業訓練促進給付金が給付対象になるデジタル講座は厚生労働省のWebページでは2024年3月31日までで終了でした。ただ、2024年4月1日の国会で正式に予算が通り、2024年4月以降も期限なく恒久化されることになりました。
恒久化される制度とは言え、受け入れるインターネットアカデミーの方に受講生の受け入れ余力が無くなれば、すぐに受講できなくなる可能性がありますので、下記より進んでまずは無料のカウンセリング面談に予約して相談してみましょう。
インターネットアカデミーのMamaEduプロジェクトというのが、ひとり親講座支援になります。
※Mamaで始まるプロジェクト名ですが、パパも対象ですよ。

テックキャンプ(TECH CAMP)
テックキャンプ(TECH CAMP)は、未経験からITエンジニアを目指す人生を変えるためのオンライン完結型プログラミングスクール(渋谷校のみ通学プラン有り)です。
ビジネスYoutuberとしても有名なマコなり社長が経営する株式会社divが運営しています。
専門実践教育訓練給付制度の対象で最大64万円の給付金を受け取ることができ、短期集中オンラインプランに至ってはなんと最安13万円程度(税込131,560円)で受講できちゃいます!
テックキャンプに興味は持っていたけど、高くて通えなかった人にとって朗報ですね。
短期集中プランですので、職業訓練校のように長々と通わなくて良いのもメリットですね。
まずは枠が埋まらないうちに早めにカウンセリング面談予約をしておきましょう。

ディープロ(旧:DIVE INTO CODE)
ディープロ(旧:DIVE INTO CODE)は、課題を実践していく事でエンジニアとしてのスキルを習得していけるプログラミングスクールです。
ディープロ(旧:DIVE INTO CODE)では、Webエンジニア4ヶ月短期集中コースとWebエンジニア6ヶ月集中コースが、DMM WEBCAMP エンジニア転職と同様、経済産業省の「第四次産業革命スキル習得講座」に認定され、さらに厚生労働大臣より「専門実践教育訓練講座」、「専門実践教育訓練給付金」、「教育訓練支援給付金」の対象講座にも指定されています。
Webエンジニア6ヶ月集中コースの給付金は278,600円ですので、入学金と受講料あわせて398,000円(税込)のコースを実質、119,400円(税込)で受講できますので、かなりリーズナブルです!
一度、無料体験クラスに参加してみて、説明会でも色々聞いてみましょう!

DMM WEBCAMP エンジニア転職 就業両立コース・専門技術コース
DMM WEBCAMP エンジニア転職は、DMMグループの株式会社インフラトップが運営する急成長中のプログラミングスクールです。
東京に1校(新宿校)、大阪の難波に1校(難波御堂筋センタービル校)の合計2校の教室がありますが学習環境のない方向けの開放教室ですので、受講は原則オンラインで行います。
DMM WEBCAMP エンジニア転職では、就業両立コース・専門技術コースの2コースが、経済産業省の「第四次産業革命スキル習得講座(通称、Reスキル講座)」の制度に、そして厚生労働省指定の専門実践教育訓練給付金制度の対象講座にも認定されています!
テックキャンプなどと同様、受講料の最大80%(上限64万円)を国から補助してもらえ、DMM WEBCAMP エンジニア転職 就業両立コースであれば、889,350円(税込)の講座が実質249,350円(税込)で受講でき、分割払いを使えば、月々37,669円の支払い(初回のみ11万円)で学習する事ができます!
また、スクール卒業後も3年間の間スキルアップなどに使える、何度でも利用可能な20%オフ(1回最大6万円割引)される活躍応援クーポン制度まであるのです!
さらに「DMM WEBCAMP エンジニア転職」は、雇用保険の加入期間などの問題で専門実践教育訓練給付制度を使えない人であっても受講料の最大70%(最大56万円)を給付金として国から補助を受けられる経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」にも新たに採択されました!
これにより専門実践教育訓練給付制度が対象になる方はReスキル講座として、対象にならない方はリスキリングを通じたキャリアアップ支援事業として最大70%の補助を国から受けられることになります。
各種キャンペーンなども定期的に実施されていますので、このお得な機会を逃さないようにしましょう!

Tech Academy(テックアカデミー)
Tech Academy(テックアカデミー)は、多数の受講生を輩出しているオンライン完結のプログラミングスクールです。
TechAcademyもオンラインスクールながら、経済産業大臣認定の第四次産業革命スキル習得講座および厚生労働省指定の教育訓練給付制度の対象講座に、AI・Python・データサイエンスなどの15コースが認定されています。
さらに、転職やキャリアチェンジを目指している方を対象に、受講料の最大70%(最大56万円以上)を給付金として国から補助してもらえる経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」にTechAcademy(テックアカデミー)も採択されています。
教育訓練給付制度と同様、最大56万円まで給付金をキャッシュバックという形で受け取ることができますよ!
Aidemy Premium Plan(アイデミープレミアム)
Aidemy Premium Plan(アイデミープレミアム)はAI・機械学習に特化したプログラミングスクールです。
Aidemy Premium Planでは、
- AIアプリ開発コース
- データ分析コース
- 自然言語処理コース
の3コースが経済産業省のReスキル講座として認定されました。
つまり、専門実践訓練給付金として受講料の最大80%が国から補助され、実質負担額は税込218,000円で済みます。
さらに、受講申し込みすると全員にAmazonギフト券3万円分をプレゼントしていますので、実質的な負担額は188,000円まで下がることになりますね。
AI・機械学習を極めたいなら、ぜひ一度アイデミーに相談に行ってみましょう!
就転職支援付き無料プログラミングスクールも注意が必要!
無料でプログラミング学習を支援するスクールは、職業訓練給付金をもらう方法だけではなく、就転職支援付きの無料プログラミングスクールという形態の学校で学習する方法もあります。
ただ、ハローワーク(公共職業安定所)でおすすめされているスクール同様、あまり良い評判を聞かないところが多いです。
このタイプのスクールのビジネスモデルは受講生を企業へ紹介し、採用が決まった際に企業からいただける紹介料が原資となり、スクール運営・受講料が無料となる仕組みです。
そのため、自分のキャリアをじっくり考えて就転職をするという事が考えられない懸念が出てきます。
もちろん、すべてのスクールがそうという訳ではありませんが、スクール選びを失敗するリスクを考えたら、辞めておいた方が無難だと言えます。
まとめ
今回は、職業訓練校のプログラミング科目、教育訓練給付金がもらえる厳選プログラミングスクール、就転職支援付き無料プログラミングスクールの注意点について紹介しました。
生成AIなどの技術も急速に進歩していますので、中長期的に生き残っていくためには、エンジニアとして最初に就業する会社、その元の考え方や最新トレンドまでもを学習する、習得できるようになるため、スクール選びは極めて重要です!
無料に飛びつきたくなる心理は解りますが、タダより高いものはありません。ぜひ、後悔のない選択をしましょう。

