プログラミングスクールの中でも評判の良いディープロ(旧:DIVE INTO CODE)。カリキュラムやメンター、同期の評価や感想などについて、ディープロ(旧:DIVE INTO CODE)で受講していた卒業生のAさんに実際に聞いてみましたので、その内容を紹介します。
ディープロ(旧:DIVE INTO CODE)とは?
ディープロ(旧:DIVE INTO CODE)とは、株式会社ダイビック(旧:株式会社DIVE INTO CODE)が運営するプログラミングスクールです。同社代表の野呂 浩良社長自らも講師(メンター)として教えていて、質の高い学習を通して、未経験から就職や起業を目指せるスクールです。IT教育をアフリカに広める活動が日経新聞でも取り上げられていたりもしています。
卒業生には、テックブーストの以前の校長の山口偉大さんもいらっしゃったりと、非常にレベルが高いスクールとしても知られています。
【ブログ】エンジニアでなくても必要なスキル=テクノロジーでサービス開発を志す
エンジニアと会話するためにプログラミング学習を決意、でも独学は難しい…卒業生の山口偉大さんのインタビュー記事です。https://t.co/4Dydrv44Ex#dive_into_code #プログラミング #エンジニア #Ruby #rubyonrails— DIVE INTO CODE【公式】 (@dive_into_code) August 13, 2019
ディープロ(Dpro)で学習できるプログラム
ディープロ(Dpro)で学習できるプログラムは2つのコース(カリキュラム)に分かれています。
4ヶ月短期集中コース
未経験(ゼロ)からWeb開発やIT関連の企業に就職する事を目的とし、平日10時から19時まで4ヶ月間の短期集中でオンライン学習を行うコースです。
プロの現役エンジニアと同じ開発環境で学習を行うことで、4ヶ月間でエンジニア歴1年勤務と同等のスキル習得を目指します。
HTML、CSS、JavaScriptといったホームページ制作を行うために絶対に必要なフロントエンド開発を中心に学び、Ruby on RailsやVue.js、サーバーサイドのAWS環境構築といった開発現場で求められるスキルを習得していきます。
プログラミングの基礎を学び、一人で開発できるようになり、現場で使える実績的スキルを習得し、就職活動を通してIT企業に就職するといったイメージですね。
Aさんによると、Ruby on Railsというプログラミング言語を使って、アカウントを作ってログイン機能があって、写真とコメントの投稿ができるインスタグラムのクローンのようなサービスを開発するそうです。受講中は、実際に仲間と組んでペアプログラミングなどもするそうですよ。
就学両立コース
現役エンジニアとの個別学習で、すきま時間を使い、仕事や学業と両立しながらコツコツ学んでいくコースです。
1ヶ月からの学習でOKですので気軽に始められるコースです。就転職を目指すコースではありません。
DIVE INTO CODEの学習期間と料金
DIVE INTO CODEの学習期間はコースによって異なります。
まず、4ヶ月短期集中コースの料金は、入学金込みで総額797,800円(税込)と定価は高額ですが、厚生労働省指定の専門実践教育訓練給付制度に認定されていますので、受講後に国から受講料の最大70%の金額をキャッシュバックという形で補助してもらうことができます!
これにより、453,460円の補助が国から受けられ、税込344,340円になります!
就学両立コースはプランにより異なりますが、月4回(1回30分)の個別レッスンを受けるサポートプランの場合で、月額30,000円(税込)となります。
ライトプランとベーシックプランというタイプもありますが、どちらも独学のプランですので説明は割愛させていただきます。
DIVE INTO CODEについて
公式サイトで詳しく見る
DIVE INTO CODEの魅力・メリット
続いてDIVE INTO CODEの魅力・メリットを紹介します。
代表の野呂さんが半端ない人で、学習の質が高い!
出典:ストリートアカデミーより
代表の野呂 浩良さんは、初心者でも理解できる解りやすい講座として定評があります。
3年間でRuby経験ゼロの方3000人に直接講義するなど、実績も桁違いです!
野呂さんや野呂さんイズムのある講師・メンターの方から指導して貰えますので、学習の質が高いのですね。
加えてYoutubeでも、エンジニア界隈でニーズの高いPythonという言語の基礎講座について、代表講師の野呂さんが動画を公開しています。
限定公開な訳でも無く、競合他社も自由に見れてしまいますので、授業に自信を持っていないとなかなかできないですね!
ペンタゴーヤ研究所のカタオカさんら優秀なメンターがいる!
ブロガーとしても有名なカタオカススムさんも以前はDIVE INTO CODE(現:ディープロ)に通われ、今は卒業してメンターとして参画されています。
ディープロは就職や転職希望の方以外に、ペンタゴーヤ研究所のブログを見て憧れを抱いたフリーランスになりたい人や、起業したい人も入校して通っています。
他のメンターの方も、現役でエンジニアとして一線で働いている方だったり、メンターとして教える事に特化している方だったりと優秀なメンターも多いとの事です。
学習中からメンターとして教える事で理解度と責任が増す!
なんと、Aさん曰く、受講生として学習中の段階で、メンターとして受講生に教える事ができるそうです。
メンターとして教える事で自分の理解度が増すのは勿論、間違った事は教えられないので責任感も出てきます。
確かに、成績の良いクラスや結果を出せるチームは、お互いに高め合える環境があります。
これを聞いて、私は単純に良いスクールだな〜と思いました。
考える力・問題解決能力・コミュニケーションスキルが身につく!
活躍できるエンジニアにとっては絶対に必要なスキルに考える力や問題解決能力、コミュニケーションスキルの高さがあります。
オフラインの講義は隔週で2週間に1回、講義形式で授業を進めていきます。また、このオフライン講義では、ユーザーやサーバーを絡めた流れをグループワークでディスカッションし、実際にホワイトボードに書いていきます。そして、ホワイトボードに書いたプログラミングのコードが、実際にどういう動きをするのか、同じクラスの皆に自分で説明(プレゼン)しますので、自然と考える力も身につきます。
就業説明会が月に2回あり、入社したい企業の希望も出せる!
代表の野呂さん自ら営業をかけた企業の人事担当がリクルーティングパートナーとなっています。
他の人材会社にも案件として出てないITベンチャーやスタートアップ企業もパートナーとなっていて、実際に月に2回ほど開催される就業説明会に担当者が来られます。
機械学習エンジニアのコースだと、Googleの社員さんも来られたりするみたいですよ。
また今は、オンラインでの交流も活発になってきます。
DIVE INTO CODE(現:ディープロ)では、DIC Dayというイベントが月に1回開催されていて、代表の野呂さん・メンター・受講生はもちろん、卒業生や時には一般の方も参加できるZoom交流会になっています。
毎回テーマがあり、「卒業後の起業とフリーランスへの道」だったり、「就職活動」という内容だったりと様々。
「就職活動」は筆者も少し参加させていただいたのですが、卒業生がプレゼンターとなって自分がどうやって今の状況下においてエンジニア就職・転職を果たす事ができたのか、情報収集やアプローチ方法に対して。野呂さん・メンターも受講生と一緒になって質問していきながら高める感じの内容で濃い時間でしたね!
卒業後もケアしてくれる品質保証制度がある!
ディープロには、「クオリティギャランティ」という卒業した後も、フォローしてくれる独自の品質保証制度があります。
就職や就業ののメンタリング、個人プロジェクトに対してのコンサルティング、質問サポートなどを卒業した後も半年間サポートしてくれます。さらには万一、卒業後、一定期間経っても就業ができなかった場合、全額返金してくれます。
現場で活躍できるWebエンジニアの輩出と、スクール運営に絶対の自信がなきゃ、ここまではなかなか出来ないですね!
ディープロのデメリット
魅力やメリットに溢れるディープロですが、人によってはデメリットに感じてしまうなという点もあります。
ガチでプログラミング学習する気が無い未経験者にはハードルが高い!
現在も、ディープロの中で働いている人にお聞きしたのですが、正直、プログラミング学習がガチすぎるので、生半可な気持ちで未経験者が入学してしまうとかなりハードだとの事です。
ただ私はこの話を聞いて、他のスクールよりも割とハードルが高い分、スキルを習得したときの就転職や活躍の場は広がるだろうなと感じましたよ。
ディープロの感想・体験談と、同期の評判
最後に、ディープロ(通学当時はDIVE INTO CODE)を卒業し、エンジニアとしてスタートを切ったばかりのAさんに、受講生時代の感想・体験談や、同期の仲間の話や評判を聞いてみました。独占インタビューです。
※顔と名前は伏せて欲しいとのご要望がありましたので、実名と顔写真の公開は控えております。
他の人は、3〜4校くらいは見学や相談、体験に行ってるみたいですので私は少ない方ですね。
もう1校のプログラミングスクールの方は、運営するスクールで就業斡旋して転職して貰う事を前提に、無料で学習できるタイプのスクールで、なぜ無料であるか(転職先の企業からお金が貰える仕組み)については親切に説明いただけたのですが、インフラに興味があまり無いのにインフラエンジニアのコースを勧められたり、勧誘が少し強かったりしました。
一方で、DIVE INTO CODE(現:ディープロ)は全然勧誘もされず、「気持ちが固まったら来てください」というスタンスだったのも決め手だったと思います。
他の同期は、代表の野呂さんに指導を受けたいという人や、ペンタゴーヤ研究所のカタオカさんに憧れてる人、シャレオツなハイソな雰囲気のスクールだと逆に引いてしまいDIVE INTO CODE(現:ディープロ)に決めたなど、入校の理由は様々でしたね。
自分でブログを書いていてプログラミングスキルを付けたい人もいました。
また、卒業後、すぐに再就職先(転職先)も決まったので非常に良かったです。
ディープロの口コミ
独占インタビューを紹介させていただきましたが、他の人の口コミが気になる人もおられると思いますので、私の方で収集したDIVE INTO CODE(現:ディープロ)の口コミを下記に少し紹介しますね。
まずは、良い口コミから。
現在受講中の者です!
現状は大変満足しております。
しかし、自分が質問したい時にメンターさんがいない時間帯が時々あるので、質問者数に対してメンターさんの数が足りていないような感じがします。よって星を4つにさせていただきました。
そこに関して以外は、非常に素晴らしいです!
「プロのエンジニアになるために挑戦する人が、チャンスを掴める場を作る」という会社の理念に沿った対応をしっかりとしてくれます!
自分のやる気次第ではありますがとても良いスクールだと思います!出典:DIVE INTO CODE Googleの口コミより
アラフォー未経験(文系、人事)でも、エンジニアコース卒業できました。X(旧Twitter)的なもの、Facebook的なものまで、イチから作れたのは感動しました。
卒業後も人事を続けていますが、エンジニアと技術的な議論ができるようになり、社内システムのプロトタイプを自分で作り、複数のシステム導入がスムーズにできるようになりました。大感謝!また同時期に入学したメンバー(20代が多い)と通学中も卒業後も勉強会を一緒にやって、仲間同士&講師と教え合いながら楽しく進められ、3年経った今でも飲みに行っています。
出典:DIVE INTO CODE Googleの口コミより
良い口コミの方が多いですが、悪い口コミもありましたので、いくつか紹介します。
斡旋される所もブラックで、基本放置プレイで人によりますね。
基本三日坊主にならない人が通える所になります。
それ以外の人は厳しいです。
自分も途中で諦めました。出典:DIVE INTO CODE Googleの口コミより
基本スクールが用意する教材に沿って自分で学ぶスタイルなのだが、その内容が分かりにくいし、あいまいな部分が多いため、数千円のプログラミング本を買った方が分かりやすいし、メンターから参考書として買うことを勧められる。
分からなければメンターに質問するように言われるが、メンターのレベルもマチマチで質問に答えられないことも多々ある。
プログラミングスクールとしては、高額設定な割に、内容が甘すぎるので、費用対効果としてはとても悪い。参考書をたくさん買った方がましだった。出典:DIVE INTO CODE Googleの口コミより
悪い口コミは数件ありましたが、良い口コミの方がかなり具体的に評価している口コミが多い印象です。
また全体的なGoogleの口コミは5点満点中4.2点と、他のプログラミングスクールと比べても、圧倒的に高い評価です!
ただ、プログラミングに関してのレベルは個人差があると思いますし、相性もあると思いますので、カウンセリング面談などでじっくり納得いくまで聞いてみてくださいね!
ディープロで学習中の受講生と講師・メンターの様子
後日、DIVE INTO CODE(現:ディープロ)の方にお願いをし、特別に、実際にスクールで機械学習(AI開発)エンジニアコースで学習中の受講生と講師・メンターの方々の様子を撮影させていただきました。
平日の昼間という時間帯ながら、30名ほどの受講生が学習されていらっしゃいました。
10人の受講生に対し、1人くらいの講師・メンターの方が質問などあれば応じられる状態にあり、待機中の講師・メンターの方もいらっしゃいましたので、十分に質の高い学習を進められそうな雰囲気にあると感じました。
Webエンジニアコースの卒業発表会にも参加し学習成果を確認!
Zoomにてオンラインで卒業発表会が行われましたので、私も参加し、DIVE INTO CODE(現:ディープロ)のWebエンジニアコース受講生・卒業生が開発したアプリケーションを確認しました!
正直言って、ほんとレベルが高いです!
個人の成果物のため、具体的にご紹介はできませんが、プログラミングスクール卒業したて、学習を開始してから4ヶ月足らずでここまでのものが開発できるようになるのかと驚きました!
たしかに生半可な気持ちで未経験者が入学してしまうと挫折してしまうかもしれないなと感じましたね…。
逆にエンジニアとして最先端のスキルを習得し第一線で活躍したい人にとっては最高の環境のように思います。
来賓企業の現場で活躍するエンジニアの方々の評価も高いだけではなく、Zoomのチャット欄でコメントが飛び交ってたり、野呂さんが直接アドバイスされていたりするのも印象的でした。
渋谷駅からディープロへの行き方
私、渋谷駅からDIVE INTO CODE(現:ディープロ)への行き方を実際に行って調べてきましたので、詳しく紹介しますね。
まず渋谷駅に降りたら、渋谷フクラスという新しく開業した商業ビル方面に渡ります。
横断歩道を渡ると、渋谷フクラスへ入るためのエスカレーターがありますが、その手前にあるバスターミナルへ続く細い道を進みます。
そのまま道なりにしばらく進みましょう。
しばらく歩きますと、道が無くなり、右手側に少し階段がありますので、階段を上がります。
階段を上がると、国道246号という大きな通りに出ます。
左側にセルリアンタワーという高いビルを見ながら、急坂を上がります。
坂を上がりきると平坦な道になりますが、さらに進みましょう。
平坦になった道をしばらく進むと、今度は右側に、渋谷ソラスタというまたもやデカいビルが出てきますが、気にせず、道なりに直進しましょう。
ドンドン進むと、歩道が途切れます。
歩道が途切れたら、右前方にファミリーマートが見えてきますので、右側の横断歩道を渡り、ファミリーマート方面に進みましょう。
ファミリーマートを越え20メートルほど進むと、右側にすき家とモスバーガーに挟まれたベージュのビルが出てきます。
このビルがDIVE INTO CODE(現:ディープロ)の入る大場ビルA館になります。
大場ビルA館のフロアガイドを見ますと、4a/4bのところに、DIVE INTO CODE(現:ディープロ) 東京校と書いてあります。
エレベーターで、4階まで上がりましょう。
4階に上がるとすぐに、DIVE INTO CODE(現:ディープロ)の学習スペースがあります。
DIVE INTO CODEの地図はこちらをご参考にされてみてください。
まとめ
私、浅井裕喜も、色んなプログラミングスクールに取材・体験見学に行ったり、メンターや受講生に話を聞いたりしていますが、ディープロ(旧:DIVE INTO CODE)はレベルが高いなと感じます。
最初はお金がかかっちゃうところは否めませんが、エンジニアが売り手市場なのは確実にここ何年かは続くと思いますので、先行投資だと思って通われてみては如何でしょうか。
ただ、決して安い料金ではありませんので、幾つかのスクールを体験したり、面談したりは絶対にした方が良いので、まずはカウンセリング面談に行って自分に合うかどうか判断してみる事をおすすめします。