教育訓練給付金制度のある、
厳選Webデザインスクールを見る
Webデザインスクールで給付金の対象講座がどれかと調べるのもちょっと大変なのではないかと思います。
今回は、教育訓練給付金の概要や種類から、一般教育訓練給付金の支給対象者・受け取れる金額、給付金制度のあるWebデザインスクールと対象コース/講座について紹介します。
教育訓練給付金とは?
「教育訓練給付金」とは、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的に、働く人の能力開発や中長期的なキャリア形成を支援するために、民間の資格スクールや学校などでかかる受講料の一部が支給される給付金のことです。
「教育訓練給付金」は、
- 一般教育訓練給付金
- 専門実践教育訓練給付金
- 特定一般教育訓練給付金
- 自立支援教育訓練給付金
- 高等職業訓練促進給付金
の5つの種類に大きく分かれます。
それぞれの給付金を受け取れる対象者や給付金の金額の要件は異なりますが、今回は、Webデザインスクールの中でも多くの学校で取り扱われている一般教育訓練給付金について、掘り下げて紹介します。
一般教育訓練給付金の支給対象者
はじめて、一般教育訓練給付金の支給を受けようとされる方は、受講開始日現在の日付で、雇用保険の支給要件期間が1年以上であることが必要となります。
2回目に支給を受けようとされる方は、前回の教育訓練給付金受給から3年以上経過していて、雇用保険の支給要件期間が3年以上あることが必要です。
なお、雇用保険の支給要件期間と難しく書いてますが、要は、雇用保険がお給料から引かれて働いている期間が1年以上か3年以上かということです。
1年や3年というのは通算ですので、1社で半年間、もう1社で半年間、通算して1年間雇用保険を引かれて勤務していた場合でも、もちろんOKです!
また、職業訓練学校に行く訳ではありませんので、離職(失業)している必要はなく、在職者でもOKです。
離職されてる方でしたら、職業訓練でWebデザインを学習されると、受講料の全額もしくは大部分が戻ってきますので、教育訓練給付制度では無い方がお得だと思います。
なお、自分が受給対象者になるかどうかは、KENスクールの一般教育訓練給付金制度紹介ページに解りやすいチャート図がありました。下記に引用させていただきましたので、ぜひチェックされてみてください。
一般教育訓練給付金で支給される金額
一般教育訓練給付金で支給される金額は、支払った受講料の最大20%(最高で10万円)となります。
自分の住んでいる地域の管轄のハローワークに講座終了後に申請し、所定の手続きを経ると、国から自分の指定する金融機関の預金口座に戻ってきます。
参考:ハローワークインターネットサービス「教育訓練給付制度」より
一般教育訓練給付金制度のあるWebデザインスクールと対象講座
一般教育訓練給付金制度のあるWebデザインスクールと対象コース/講座を調査しました。以下に厳選して6校紹介します。
ヒューマンアカデミーのWebデザイン講座
ヒューマンアカデミーというスクールで、Webデザインに関する講座があります。
Webデザインやプログラミング学習に力を入れているスクールで全国になんと23校舎もあります。
オンラインで受講できる教材やカリキュラムも整っているので、自宅にいながら好きな時間に受講することもできます!
まずは、資料請求もしくはデジタルパンフレットをチェックされてみては如何でしょうか。
給付金制度を受給できる対象コース/講座名
ヒューマンアカデミーでは、Webデザイナー講座の中で、3つのコースが一般教育訓練給付金制度の対象講座となっています。
- Webデザイナースタンダードコース
- Webデザイナープロフェッショナルコース
- Webデザイナーパーフェクトコース
例えば、Webデザイナースタンダードコースの場合、税込で402,424円かかりますが、講座終了後にハローワークに申請して80,485円が戻ってきますので、実質の自己負担額は321,939円ですね。
Webデザイナースタンダードコースはオンライン講座だとさらに安く、税込で315,590円なのですが、講座終了後に63,118円が戻ってきます。なので、実質252,472円で受講できちゃいますよ!

インターネットアカデミーのWebデザイナー入門コース
インターネットアカデミーという東京の渋谷と新宿にあるスクールでも一般教育訓練給付金を受給してWebデザインを学習することができます。
給付金制度を受給できる対象コース/講座名
給付金制度を受給できる対象コース/講座は以下の通りです。満額の10万円受け取れるコース/講座が多いのも特徴ですね。
- Webデザイナー検定コース+作品制作講座
- Webデザイナー総合コース
- Webディベロッパーコース
- プログラマーコース
- Webデザイナー転身コース
- UIデザイナーコース+Illustrator講座
- Webデザイナー検定コース+作品制作講座+Webマーケティング講座
- Webデザイナー検定コース+作品制作講座+JavaScript講座
- Webデザイナーコース+作品制作講座+PHP講座
- Web担当者コース
- プログラマー入門コース+PHP講座+Java講座
- プログラマーコース+作品制作講座+スマートフォンサイト制作講座
- Webディベロッパーコース+Webマーケティング講座
- Webデザイナー総合コース+Webクリエイター能力認定試験対策講座
- Webディベロッパーコース+Webクリエイター能力認定試験対策講座
インターネットアカデミーの
Webデザイナーコースをチェック
さらに特徴的なのは、シングルマザー&ファザーといった、いわゆる一人親であれば、インターネットアカデミーでは自立支援教育訓練給付金や高等職業訓練促進給付金を利用することも可能となり、受講料をはるかに上回る最大193万円まで受給することが可能になるのです。
Webデザイナー総合コースなども対象になります。活用事例は下記をご確認ください。
193万円のうち173万円が対象になる高等職業訓練促進給付金が給付対象になるデジタル講座は厚生労働省のWebページでは2023年3月末日までで終了となっています。ただ、給付金制度でデジタル分野の資格が対象となる特例措置が2023年4月以降も延長になる方針を確認しています。
インターネットアカデミーのMamaEduプロジェクトというのが、ひとり親講座支援になりますので、下記より進んでまずは無料のカウンセリング面談に予約して相談してみましょう。
※Mamaで始まるプロジェクト名ですが、パパも対象ですよ。


KENスクールのWebデザインコース
KENスクールというPC総合スクールでもWebデザインコースがあり、幾つかのコースで、一般教育訓練給付金制度対象のコース/講座があります。
給付金制度を受給できる対象コース/講座名
一番リーズナブルな講座だと、6ヶ月間で税込377,300円のコースから75,460円(20%)給付金が支給され、実質301,840円で受講できます。
一番お高い講座だと、9ヶ月で税込556,600円のコースから満額の10万円給付金が支給され、456,600円で受講できることになります。
- Web実践就転職総合コース
- Web実践キャリア就転職総合コース
- Web実践プロデザイングラフィック就転職総合コース
- PHP×Web実践キャリア就転職総合コース
isa PCスクールのWEBデザイナーコース
引用:isa PCスクールより
isa PCスクールは、その名の通り、PC操作の初歩的なことから学習できるスクールです。
Webデザイナーやエンジニア専門校ではありませんが、教育訓練給付金制度の対象コースがいくつかあります。
給付金制度を受給できる対象コース/講座名
isa PCスクールのWebデザインが学習できるコースで教育訓練給付金制度の対象講座となっているのは以下の3コースとなります。
- WEBデザイナーPro(HTML5)コース
- WEBデザイナー+PHPプログラマー養成コース
- WEB・DTPデザイナースペシャリストコース
パソコンスクールWinのWEBデザイン講座
パソコンスクールWinも、その名の通り、パソコン操作の初歩から学習できるパソコン教室です。
こちらも、パソコン全般の操作スキルを習得するスクールとなりますので、専門校ではありませんが、Webデザインに関して教育訓練給付制度の対象コースがいくつかあります。
パソコンスクールWinの最大のメリットは、北は北海道の札幌から南は九州の鹿児島まで全国に55校の教室があることですね!
給付金制度を受給できる対象コース/講座名
パソコンスクールWinのWebデザインが学習できるコースで教育訓練給付金制度の対象講座となっているのは以下の5コースとなります。
- WEBデザイナーPlus
- WEBクリエイター
- WEBマスター
- WEBデザイナープロ
- WEB・映像スペシャリスト
アドバンスクールのWEBデザイン講座
アドバンスクールは西日本、特に九州地方を中心に教室を展開するパソコンスクールです。
パソコンスクールではありますがAdobeプラチナスクールパートナー認定校であり、WEBデザイン講座もクリエイター向け・デザイナー向けに分かれています。
月謝制プランと回数制プランという2つの受講スタイルがありますが、このうち回数制プランが教育訓練給付金の対象となります。
西日本10校、特に九州地方にお住まいの方は選択肢の一つとして考えてみては如何でしょうか。
まとめ
今回は、教育訓練給付金の概要から、一般教育訓練給付金の支給対象者・金額、給付金制度のあるWebデザインスクールと対象コース/講座について紹介させていただきました。
また、給付金対象講座はありませんが、割引額を多くしたりと、充実した内容のWebデザインスクールを徹底比較した記事もありますので、下記の関連記事もぜひチェックされてみてくださいね。
