フリーランスWebデザイナーの年収相場やスキル・仕事の取り方などを徹底解説!

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Webデザイナーの仕事はフリーランスに向いている仕事として変わらない人気を博していますが、テクノロジーの進歩、ITやWebビジネスの多様化から求められるスキルに変化が見られています。
スキルの掛け合わせや深堀りをする事により、稼げるWebデザイナーと稼げないWebデザイナーに差も出てしまいます。
本記事では、フリーランスのWebデザイナーの年収相場やスキル、仕事の取り方などについて徹底解説します。

フリーランスWebデザイナーに最低限必要な5つの知識/スキル

UI(ユーザーインターフェイス)のイメージ画像
フリーランスのWebデザイナーとして、最低限必要だと私が考える5つの知識/スキルについてまずは紹介させてください。

デザインの基礎知識

Webデザイナーとしてデザインに関する基礎知識は最低限持っておかなければなりません。
これは、フリーランスではなく、派遣社員や正社員でも必要な知識です。

Photoshop/illustratorのスキル

Photoshopやillustratorの知識やスキルもWebデザイナーであれば使えないと困ってしまいます。
これも、フリーランスではなく、派遣社員や正社員でも必要なスキルと言えるでしょう。

HTML/CSS/JavaScriptのスキル

HTML、CSSはWebデザイナーであれば出来て当然と言えますが、フリーランスでWeb制作をしていくと、動的な処理のオーダーが入ることも少なくありません。
フリーランスのチームを構築して分業しているのであれば、JavaScriptのスキルは不要かもしれませんが、多少のJavaScriptスキルは必要になってくる場面は多いと思います。

UIデザイン/XDのスキル

会社員でWeb制作会社などで働いていれば、UI/UXデザイナーという専門の職種の人が対応してくれたかもしれませんが、UXまでは難しくても、UIデザイン程度は求められる場面は多いです。
そのため、フリーランスのWebデザイナーと名乗るのであれば、UIデザインくらいはスキルとしてあると良いでしょう。
また、UIデザインをAdobeのXDを使って作成するデザイナーも増えています。
Photoshopやillustratorだけでなく、XDも使えるようになると案件を獲得できる幅が広がります。

会計や契約に関する最低限の知識

これは派遣社員や正社員では必要ではないですが、フリーランス(個人事業主)として独立すると、お仕事の条件交渉や契約・確定申告は自分で行うことになります。
もちろん、エージェントを使ってお仕事を獲得したり、確定申告を税理士に依頼すれば避けられる部分はありますが、最低限の会計や契約に関する知識は持ってないと騙されても気がつきません。
そのため、会計で言えば簿記3級程度、契約で言えば瑕疵担保や損害賠償の部分くらいは理解できるようにしておいた方が良いでしょう。

+αであると尚良いWebデザイナーに求められる6つのスキル

+αとして身につけておきたいスキルのイメージ写真
続いては、より稼げるフリーランスWebデザイナーに求められるスキルを紹介します。

下記はレバテッククリエイターというエージェントが発表しているクライアント企業側の新規案件の募集職種の増減を2018年と2019年で対比してみたグラフになります。

レバテッククリエイター新規案件の募集職種の増減を2018年と2019年で対比した割合の画像
出典:【2020年3月発表】フリーランスWebクリエイター人材・案件動向調査より

ご覧いただくと解ると思いますが、フリーランスWebデザイナーの募集は前年と比べ2.5%も減っています。また、マークアップエンジニアの募集も減っています。
一方で、UI/UXデザイナー、Webディレクター、フロントエンドエンジニアの企業側からの募集は増えていることが解ります。

ちなみに、DTPオペレーター/デザイナーに関しては、紙からWebへキャリアチェンジする人が増え人材流出が起こっています。そのため、一時的に需要が増えているだけのように思われます。

少し厳しい言い方になってしまい申し訳ないですが、Webデザインとマークアップができる程度のロースキルのWebデザイナーはフリーランスとしては今後厳しく、UIやUXを考えデザインできる人材、Webディレクターという上流工程ができる人材、フロントエンドエンジニアもできるような技術に明るい人材が求めらている傾向にあります。当然、その分、受注単価や年収も高くできます!

もちろん、全てができる必要はありませんが、高度なデザインを突き詰めたいのか、上流工程へキャリアアップを図りたいのか、プログラミングもできるようになりたいのかは、考えていく必要はあるでしょう。
また、トレンドは変わっていきますので、どのようなスキルや経験が求められるのかもウォッチしていく必要があります。

現在のIT/Web系の人材動向も踏まえ、Webデザイナーとして、+αであると尚良いスキルについて下記に6つ紹介します。

Webディレクションスキル

Webデザイナーの需要もありますが、最近ではディレクションスキルがある業務委託のWebディレクターが結構求められています。
また、仕事が増えて来たら、業務を切り出して外注することも出てくると思います。そんな時に必要なのがWebディレクションスキルです。
納品物のチェックはもちろん、簡単なデバッグ、スケジュールや進行管理能力はあって困るものではありません。
もし、未だ会社員なのであれば、Webディレクターにキャリアアップをし経験してから独立しても遅くはありません。

UI/UXデザインの知識やスキル

ここ最近、雇用形態問わず、UI/UXデザイナーとしての職種の需要が伸びてきています。
デザインのみならずマーケティング的な思考も必要になる部分ではありますが、ここができると求められるレベルが一段上がります。また年収も変わってきますよ。

ワイヤーフレーム・デザインカンプ・モック作成スキル

ワイヤーフレームはWebディレクターが、デザインカンプはアートディレクターが、モック作成はエンジニアが、それぞれ作っているケースは多いです。
しかし、フリーランスとして独立し、単発の案件を単独で受注したりすると、自分でワイヤーフレーム、デザインカンプ、モックを作ることは結構出てきます。
突然オーダーが入ってもできるようにしておくと、いざと言う時に困らなくて済みますよ。

JavaScriptやPHPなどの動的なプログラミングスキル

フリーランスのWebサイト制作案件で圧倒的に多いのが、CMSとしてWordPressを使った制作案件でしょう。
少し込み入った構築をしようとなると、JavaScriptやPHPのスキルは欠かせません。
もちろん、JavaScriptやPHPが解らなくてもできますが、「できません」と断らず、稼げるWebデザイナーになるためには必須のスキルと言えます。

サーバーサイドの知識やスキル

最近は、企業のWeb制作やアプリ開発案件では、AWSを使う企業が多いです。CDNなどでコンテンツサーバーを分けるケースも増えてきています。
また、小さめの制作案件では、エンジニアが不在のケースもあります。
そんな時にサーバーサイドの知識やスキルが無いと困ってしまいますよね…。
最低限のAWSやCDNの知識、そして実務経験があれば、いざと言う時に困らなくても済むので、できれば独立前にエンジニアと仲良くしておいて情報交換をしたり、実績を積んでおくと良いでしょう。

Webマーケティングのスキル

最近では、Webデザイナーにもマーケティングの知識やスキルが必要な場面が増えてきています。
UIデザインやUXデザインを考える上でもマーケターとしての思考は必要です。
また、SEO対策においてもAMPやwebp対応、JSON-LDによる構造化マークアップなどは、Webデザイナーやフロントエンドエンジニアに求められたりします。
このように、WebデザイナーにもWebマーケティングの知識やスキルが求められる部分は今後も増えていくと言えるでしょう。

フリーランスWebデザイナーの年収相場

年収について考えているフリーランスWebデザイナーの写真
最初に紹介しました最低限必要な知識/スキル程度であれば、会計や契約の知識を除き、Webデザイナー1年目の派遣社員や正社員でもそこそこできる人もいます。
そのため、月収20万円〜30万円・年収300万円〜400万円くらいが相場と言えるでしょう。

+αであると尚良いスキルで紹介させていただいた6つのスキルのどれかに長けていれば、月収100万円前後、年収1000万円のWebデザイナーになるのも夢ではありません。

また、下記は稀有な例ではありますが、月収195万円のリードデザイン/アートディレクターの求人案件もあったりします。

レバテッククリエイター掲載の最高月収195万円のアートディレクター案件の画像
出典:レバテッククリエイターより

月収200万円近いような求人案件は滅多にないとしても、UI/UXデザイナー、Webディレクター、フロントエンドエンジニアなどの職種については、普通に月収100万円前後(年収1000万円超え)の求人案件も結構あります!

このように、フリーランスWebデザイナーとして年収をあげていくために必要なのは、

  • 知識やスキルをもった上での実務経験/実績を積むこと
  • センスやスキルを磨き続けトレンドを把握すること
  • ポートフォリオや実績のアップデートを欠かさないこと
  • プレゼンやコミュニケーションスキルを磨くこと

だと思います。
一度、自分の市場価値がどの程度で、自分ならどのくらいの年収・単価のお仕事があるのか、レバテッククリエイターのようなところへ面談に行って聞いてみるのも良いですよ。

レバテッククリエイターでの
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フリーランスWebデザイナーの仕事の取り方

Webデザイナーが仕事を獲得するためのプレゼンテーションの様子の写真
それでは、実際に、フリーランスのWebデザイナーとして独立したあと、どのように案件を獲得しているのでしょうか。
Webデザイナーの仕事の取り方として、よく使われている方法を6つ紹介します。

Webサイト/ブログ/SNSで情報発信する!

フリーランスのWebデザイナーであれば、自分の実績をポートフォリオとしてまとめたものをWeb上で公開しています。
自分でポートフォリオ用のWebサイトや屋号のホームページを持っていたり、ブログで自分の活動を情報発信していたり、ツイッターやインスタグラムを積極的に活用し仕事を取っている人もいます。

気になるフリーランスWebデザイナーさんを見つけたら、積極的にブックマークやフォローをしてウォッチされてみるとヒントが見つかると思いますよ。

会社員時代の上司/同僚や同僚に営業する!

これはWebデザイナーに限ったことではありませんが、独立前から上司や同僚・取引先と良好な関係を構築し実績を積み上げておけば、いざ独立した時にお仕事を振ってもらえるケースも多いです。独立する前も独立した後も、会社員時代の繋がりは大切にしておきましょう。

異業種交流会やセミナーに参加し人脈を作る!

異業種交流会やセミナーに積極的に参加し人脈を作っておき、自分のできることをアピールしておきましょう。
売り売りな人は嫌われますが、何度も顔を合わせるとザイオンス効果が働き、仕事を依頼してくれる可能性も高くなります。

ザイオンス効果とは、同じ人や物に接する回数が増えるほど、その対象に対して好印象を持つようになる効果のことです。

オンラインサロンやコミュニティに登録し積極的に交流する!

最近では、様々なオンラインサロンやコミュニティが登場しています。
そういったオンラインサロンやコミュニティでは、様々な人達が参加していて、登録している会員どうしが交流する機会も多いです。
プロジェクトを組んだり、お仕事に繋がるケースもよくあります。
ザイオンス効果や自分のことをより理解してもらうという意味では異業種交流会やセミナー参加よりも適していると思います。

副業・フリーランス求人サイトに登録する!

手取り早く仕事を取るのであれば、副業・フリーランス求人サイトに登録する方法が適しています。
契約や単価・条件、そして自分がやることが明確ですので、他の仕事の取り方に比べると、一番良い方法かもしれません。

おすすめのフリーランス求人サイトを徹底比較した記事も書きましたので、ぜひ下記記事をチェックしてみてくださいね。

フリーランス求人サイトのタイプ別特徴と、おすすめサイト11選
フリーランスが登録すべき求人サイトは大きく分けて2タイプあります!それはエージェント型とセルフマッチング型です。本記事ではそれぞれのタイプの案件の特徴や向いている人の特徴、そしてエージェント型でおすすめの求人サイト、セルフマッチング型でおすすめの求人サイトを合計11サービス、ランキングも交え紹介します。

フリーランスエージェントを活用する!

フリーランスになると、絶対に付き纏う不安定という問題があります。
特にWebデザイナーの場合、フリーランス(個人事業主)として昔からやっている人も多いので、スキルや実績で差別化していかないと厳しい世界です。

そんな中にあって、フリーランスエージェントに登録し、毎月継続的にお仕事できると収入が安定します。
最近では、週2日や週3日の案件、在宅ワークでできるリモート案件も増えてきています。
そのような働き方であれば、受託案件と常駐案件とでハイブリッドで活動できます。

また、最近では、自分の積んでいきたいスキルに合わせて週5日常駐する現場を選択しながらスキルやキャリアアップを図るフリーランスも増えてきています。
正社員だと、なかなか辞められなかったり理不尽な異動もあったりします。
その点、フリーランスの場合、3ヶ月ごとに契約更新のある現場が多いです。また、現場をいざ離れる場合でも正社員のように離職という傷がつかずに済みます。

フリーランスエージェントを日本一詳しく比較した記事がありますので、ぜひ下記よりチェックしてみてください。

徹底比較!評判の良いフリーランスエージェントおすすめ2020
IT/Web系のフリーランス(個人事業主)案件は手数料(マージン率)は各社何割か、評判はどうか等、転職と違って解らない事だらけです。本記事ではITフリーランス、特にエンジニア・デザイナー・Webディレクターにフォーカスし、おすすめのエージェントを徹底的に比較し紹介します。

フリーランスWebデザイナーになるには?

ペンタブでWebデザインをしている女性デザイナーの写真
「フリーランスWebデザイナーになりたい」と思っていても、今置かれた状況で動き方も変わってきます。
そこで下記の2パターンの人へ向け、フリーランスWebデザイナーになるにはどうしたら良いのか簡単にアドバイスをさせていだだければと思います。

2年〜3年のWebデザイナーとしての実務経験のある人

制作会社などで、2年〜3年のWebデザイナーとしての経験があれば、独立することは十分に可能だと思います。
ただ、所属している会社や経験してきたプロジェクトによっても経験値の差はあると思いますので、上で紹介をさせていただいた最低限必要な知識/スキル、+αであると尚良いWebデザイナーに求められるスキルとも照らし合わせてみて考えてみてください。

個人的には、チームリーダーやアートディレクターとしての経験、フロントエンドプログラミングやサーバーサイドの実務経験を積んでからでも遅くはないと思います。
そのような経験が無いのであれば、独立する前に正社員のうちに経験しておいた方が絶対に良いです!

もし、今の会社でなかなか経験することが難しい環境の場合は転職を考えてみるのも有りかもしれません。
レバテッククリエイターITプロパートナーズのようなWebデザイナー/Webディレクターの転職案件やフリーランス案件を取り扱っているエージェントに相談してみるのも良いですよ。

あとは、副業で経験を積むと言う方法も、経験値も積め気分転換にもなるのでおすすめです!
副業を扱っている求人サイトで、スキルアップも考えられそうな案件がないか探してみましょう。

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UI/UXデザインやフロントエンドエンジニアとしてのスキル・経験も豊富な人

十分にフリーランスのWebデザイナーとして活躍できると思います。
Webデザイナーの仕事の取り方の内容も参考にいただき、仕事を獲得するために動いてみましょう。
営業が苦手な人や手取り早く仕事が欲しい人は、フリーランスエージェントも活用してみましょう。

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Webデザイナー自体が未経験の人

まずは、Webデザイナーになるために、Webデザインの勉強をスタートしましょう。
独学で学ぶのも良いですが、より第一線に近い環境で経験を積んでいくためには、就職/転職サポートや独立支援のあるWebデザインスクールで学んだ方が絶対に良いです。
同じ時期に一緒に学習する同期の存在は、後々お金では買えない存在となります。
同じ目標に向かって一緒に泣いて笑える環境は、本当に良いですよ!

おすすめのWebデザインスクールについて、徹底的に比較した記事もありますので、ぜひ下記の関連記事よりチェックされてみてください。

Webデザインスクール徹底比較!社会人にもおすすめの学校を総合ランキング2020
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まとめ

今回はフリーランスWebデザイナーについて、年収相場・スキル・仕事の取り方・なり方など様々な角度から紹介させていただきました。
フリーランスWebデザイナーと一口に言っても、働き方やなり方、スキルや年収についても様々です。

フリーランスとして独立し、法人成りをしているWebデザイナーも世の中にはたくさんいます。
まずは、自分がどういう働き方やキャリアを望んでいるのか、どういう方向で成長していきたいのかを考えてみましょう!
自分だけで悩んでないで、仕事仲間や友人知人、それが難しければエージェントに相談するのも良いですよ。

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