北海道のITフリーランス・エンジニア案件は札幌に集まっています。
では、札幌のフリーランスエンジニア案件にはどんな仕事があるのでしょうか。また、2025年現在の年収や単価事情はどうなっているのでしょうか。
そこで本記事では、札幌の案件の特徴や単価相場、おすすめの案件紹介エージェントについて紹介します。
札幌のフリーランスエンジニア案件の特徴
まずは、2025年現在の札幌のフリーランスエンジニア案件の特徴や単価相場を紹介します。
案件の特徴としては、業務システムの導入や構築、AWSなどのサーバー設計や運用保守など、業務系とインフラ系の仕事が多いですね。
フロントエンドのサービス開発などの案件も全く無いことはありませんが、どちらかというと少ない印象を受けます。
よくある案件の言語・スキルで言いますと、開発言語だとJava、サーバーだとAWSという定番スキルの案件が多いですね。
また、アプリ開発の案件もちょくちょくあり、Objective-CもしくはSwiftでの開発経験もあると良いですね。
Javaのスキルがあれば、Androidアプリ開発、業務システム開発のどちらにも汎用的ですので、セカンドスキルとしてどの言語を勉強しようかと迷われている人は、北海道の案件を受託していくのであれば、Javaはおすすめです。
ただ、東京や大阪でも増えているように、今後は北海道にもAI開発案件が増えていく可能性もあります。それを見越してPythonを勉強しておくというのも有りですね!
札幌のプログラミングスクールについて詳しく紹介している記事もありますので、よろしければ参考にされてみてください。

札幌のフリーランスエンジニアの単価相場
北海道は沖縄などと同様、東京や大阪といった大都市圏と比べると地代家賃や人件費などが安くなります。
では実際に、札幌のフリーランスエンジニアの単価はいくらくらいなのでしょうか。
単価相場としては、人月単価で、だいたい40万円〜60万円くらいの間になります。ボリュームゾーンとしては人月50万円台の月収が多い傾向にあります。
もちろん、中には、人月80万円や100万円などの案件もスキルが高い人がエージェントの営業担当にアピールし探してもらえば見つからない事は無いと思いますが、東京や大阪のように、公開案件として多く出回っている訳ではありません。
ハイスキルが求められる高単価案件をしたい人の中には上京しているエンジニアもいます。
東京にずっとは住まないまでも、実績や人脈を作るために、一時的に数年くらい上京するのは一つの手段ですね。
東京だけの案件を扱うエージェントに幅を広げれば、山ほど出てきます。
その中でもおすすめのエージェントを別記事にまとめておりますのでご興味のある方はぜひチェックされてみてください。

また、話は変わりますが、場所を選ばないテレワークも定着しており、地方の企業やフリーランスはチャンスでもあります。
東京や大阪の企業から受託するニアショアの開発拠点としても札幌は注目されていますので、東京や大阪の企業にアプローチしてみると高単価案件が受託できるかもしれませんよ。
札幌のエンジニア向けフリーランスエージェント4選
札幌でも、他の地域に住んでいる人と同様、クラウドソーシングサイトや求人サイトで探したり、コワーキングスペースや交流会などで営業したりなど、色々な仕事探しの方法があると思いますが、やはり手っ取り早いのは、フリーランス専門エージェントに登録し、案件に参画する方法です。
数は多く無いですが、エンジニア向けのおすすめエージェントを厳選して4つ紹介します。
PE-BANK 北海道支店
PE-BANKは北は北海道、南は福岡まで、全国9箇所に本支店を持つITエンジニア専門のフリーランスエージェントです。
他のエージェントは多いところでも全国3〜4支社ですので、圧倒的に全国展開で成功しています。
PE-BANKが他のエージェントより優れているのは、実際に働く手数料をいくら取っているのかマージン率を公開しているところです。
マージン率は一律で最初は12%、段階的に下がっていき最終的には8%まで下がります。
フリーランスエージェントはマージン率が低くても2〜3割は持っていきますので、PE-BANKは良心的と言えます。
案件数も公開案件だけで、札幌市・函館市を中心に常に50件前後、PE-BANKのサイトで募集案件が見れるようになっています。
面談もかねて非公開案件も聞きに行かれてみては如何でしょうか。

PE-BANK北海道支店へのアクセス/行き方
PE-BANK北海道支店の住所は、
「北海道札幌市中央区北1条西9丁目3−10 松崎大通ビル4階」
になります。
最寄駅は、札幌市営地下鉄の東西線「西11丁目駅」か市電の「西8丁目駅」になります。また、大通駅からも徒歩圏内です。
行き方は、各線を下車したら、ヤマダデンキ札幌本店とSTV札幌テレビ放送会館が並ぶ辺りまで歩きましょう。
ヤマダデンキ札幌本店の通りを挟んだ向かいに札幌ベルエポック製菓調理専門学校という大きなビルがあります。このビルの隣にある雑居ビルがPE-BANK北海道支店の入る松崎大通ビルになります。
松崎大通ビルを正面からみると、下記のような感じです。
正面入口を入ります。
フロアガイドを見ると、4階に株式会社PE-BANKと書いてあります。
エレベーターで4階まで上がりましょう。
TECH STOCK(テクスト)北海道
TECH STOCK(テクスト)も、北は北海道、南は福岡にかけオフィスを構えるフリーランスエンジニア専門に案件紹介をされているエージェントです。
先に紹介したPE-BANKほど全国に支店はありませんが、PE-BANKとは異なり海外展開をされていたりします。
TECH STOCKを運営するINTLOOP株式会社が本格的にオフィスを構え札幌に進出したのは2018年2月になります。
そのため、PE-BANKよりも後発ではありますが、INTLOOPオリジナルの福利厚生サービスを拡充されたり、2022年7月8日に東証グロース市場へ上場したりなど会社としても勢いがあります!
また、PE-BANKとの違いとしては、支払いサイトが月末締め翌月15日払いと短いため、報酬を早く受け取れる点、あとはオフィスが札幌の中心地から近くて便利な点ですね!
TECH STOCK(テクスト)に登録し
最適な案件の紹介を受ける
TECH STOCKを運営するINTLOOP札幌オフィスへのアクセス/行き方
TECH STOCK(テクスト)を運営するINTLOOP株式会社の札幌オフィスの住所は、
「北海道札幌市中央区南1条西3-8-11 札石ビル7F」
です。
続いて、具体的なアクセス/行き方を紹介します。
最寄駅となる札幌市営地下鉄「大通駅」で下車したら、南改札口から出ます。
改札を出たらすぐ左手にある12番出口方面に歩き、札幌三越のライオン口より地上に上がります。
地上に出たら、左手に札幌三越、右手にパルコを見ながら進みます。
しばらく進むと左手にマツキヨが見えますので渡らずに左折します。
マツキヨの先隣にBEAMSが見えますので、そのビルがINTLOOP札幌オフィスの入る札石ビルです。
ビルの入口はBEAMSの先になります。
エレベーターで6Fまで上がります。
INTLOOP札幌オフィスは7Fになりますが、エレベーターは6F止まりになります。
そのため、6Fから7Fへは階段で上がりましょう。
階段で7Fに上がったら、左奥の方に、INTLOOP札幌オフィスがあります。
TECH STOCK(テクスト)に登録し
最適な案件の紹介を受ける
テックビズフリーランス北海道拠点
まずは、エンジニア専門のフリーランスエージェントとして拠点を拡大中のテックビズフリーランスです。
運営会社は株式会社テックビズですが、グループ会社はエンジニア880名を抱えるNKC ASIAグループになります。
テックビズフリーランスの特徴としては以下の3点です。
- 一人あたりに提案してもらえる案件数が平均30件と多いこと
- 記帳代行・確定申告代行が無料など福利厚生が充実してること
- 東京・大阪・名古屋以外に福岡・札幌・仙台・広島・岡山・石川にも拠点があること(全国9拠点)
1点目の一人あたりの提案数については、もちろん地域差やスキル/経験による差も出てきますので一概になんとも言えない部分ですが、他エージェントに比べて提案数が多いのは間違いないと思います!
ITフリーランス向けのクレジットカードや福利厚生などのサービスもテックビズブランドで展開していますので、2点目の特徴も挙げられます。
3点目の特徴である全国9拠点という点は国内最大級で、国内で唯一北陸地方である石川県に拠点もありますのでエリアカバー率で言えばナンバーワンと言っても過言ではありません。
ちなみに北海道の拠点となる株式会社テックビズ北海道拠点の住所は
「北海道札幌市中央区南2条東1-1-12 フラーテ札幌4F」
になります。
札幌市の大通公園を少し南に行った辺りにありますのでアクセスは抜群です!

スキルマーク
スキルマークは北海道の札幌にある地元の中小企業です。
システムやソフトウェア開発やフリーランスエンジニアの営業支援を行っています。
先の2つのエージェントとは違って、札幌駅の北側で、中心地からも離れます。
その代わり、車の駐車スペースが3台あるみたいですので、車でも行けますね。
住所は、「北海道札幌市東区北22条東8-2-3」になります。
X(旧Twitter)で新着案件を載せているようですので、気になる案件が無いかチェックしてみましょう。