プログラミングスクールに通うのに、給付金(正しくは教育訓練給付金)や職業訓練校などを考えている人もいると思います。
その中でもテックアカデミー(Tech Academy)は給付金や助成金の対象なのか気になるところではないでしょうか。本記事では、テックアカデミーの状況について紹介します。
教育訓練給付金とは?テックアカデミーは対象なの?
教育訓練給付金とは、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的に、働く人の能力開発や中長期的なキャリア形成を支援するために、民間の資格スクールや学校などでかかる受講料の一部が支給される給付金のことです。
気になるテックアカデミーは対象なのかと言う点でありますが、なんと2020年10月より、15コースが給付金対象講座に認定されました!
これは、オンライン完結スクールとして初の快挙だそうです!!
テックアカデミーの給付金対象講座で受講した方が良い人とは?
テックアカデミー以外の教育訓練給付金の対象となるプログラミングスクールについては、原則、テックアカデミーのようなオンラインのみのスクールではなく、オフラインで教室も持っているスクールとなります。場所としては、主に東京や大阪などの都市部にあります。
リアルの場で交流したり切磋琢磨できる仲間がいる環境はオフラインスクールでは得られませんので、都市部に通学ができ仲間と切磋琢磨してプログラミングスキルを磨きたいエンジニア志望者は給付金対象のスクールに通学されることをおすすめします。
あとはオフラインのプログラミングスクールは転職は就職支援が手厚かったり、講師やメンターにリアルな場で対面して直接相談したりできるのもメリットですね。
別記事の給付金がもらえ、実践的スキル習得と就転職率が高い厳選プログラミングスクールという箇所で詳しく紹介していますので、ぜひチェックされてみてください。
つまり、テックアカデミーの給付金対象講座で受講した方が良い人とは、物理的に通学が困難な地方に住んでいる人や、なかなか通学する時間を確保できない人、学習したいスキルがある程度絞られている人ですね。
あと、自宅にいながらにして空いた時間をうまく活用してスキルを高められることや、自分で受講したいコースをカスタマイズして経済的かつ効率的に学習できることを、テックアカデミーなどのオフラインスクールを選ばれるメリットと挙げている受講生も多くおられます。
テックアカデミーの教育訓練給付金対象の15コースとは?還付金額は?
続いては、テックアカデミーの教育訓練給付金対象の対象コースを一挙に紹介します!
コース自体は5コースなのですが、期間(プラン)の組み合わせで、全15コースになります。
教育訓練給付金で受講後に還付(キャッシュバック)される金額は最大で70%になります。
70%還元されると想定した場合の給付金還付金額と実質支払い金額を割り出し、一覧表にし下記で紹介します。
コース名 | 期間 | 料金 (税込) | 給付金還付金額 | 実質支払い金額 (税込) |
---|---|---|---|---|
AIコース | 8週間 | 218,900円 | 153,230円 | 65,670円 |
12週間 | 273,900円 | 191,730円 | 82,170円 | |
16週間 | 328,900円 | 230,230円 | 98,670円 | |
データサイエンスコース | 8週間 | 218,900円 | 153,230円 | 65,670円 |
12週間 | 273,900円 | 191,730円 | 82,170円 | |
16週間 | 328,900円 | 230,230円 | 98,670円 | |
Python+AIセット | 8週間 | 294,800円 | 206,360円 | 88,440円 |
12週間 | 338,800円 | 237,160円 | 101,640円 | |
16週間 | 382,800円 | 267,960円 | 114,840円 | |
24週間 | 481,800円 | 337,260円 | 144,540円 | |
Python+ データサイエンスセット | 8週間 | 294,800円 | 206,360円 | 88,440円 |
12週間 | 338,800円 | 237,160円 | 101,640円 | |
16週間 | 382,800円 | 267,960円 | 114,840円 | |
24週間 | 481,800円 | 337,260円 | 144,540円 | |
Python+AI+ データサイエンスセット | 24週間 | 526,900円 | 368,830円 | 158,070円 |
※公式サイトは税別表記されていますが、還付金は税込で計算されますので、上表では税込表記にしています。
上図はテックアカデミー公式サイトやハローワークの教育訓練給付制度の支給額条件を参考にしながら計算した金額です。
そのため、自分が適用になるかやいくらまでキャッシュバックされるかの詳細は、必ず受講前に、テックアカデミーや給付機関となる最寄りのハローワークに問い合わせてみてくださいね!
テックアカデミーは給付金に負けない割引制度が充実!
自分が受講したいテックアカデミーの講座が給付金対象コースになっていなかったり、そもそも給付金の要件に自分が該当していなかったりする場合でも、テックアカデミーは各種割引制度や転職保証などが充実しています。
以下に一つずつ紹介します。
プログラミング無料体験
テックアカデミーの学習システムを1週間のあいだ、全て無料で体験できます。
また、1週間の無料体験とは別で、テックアカデミーのメンターが講師をつとめる無料のプログラミング体験会もあったりします。
トモ割
その名の通り、テックアカデミーを同僚や友人と一緒に受講をはじめると受講料がそれぞれ10,000円割引される割引制度になります。
先割
テックアカデミーには先行申込することで先割という受講料が8%オフになる制度もあります。
2セット割・3セット割
テックアカデミーでは、2つのスキルもしくは3つのスキルをセットで学習することで割引されるセット割があります。
2セット割は最大60,000円オフ、3セット割は最大118,000円オフとかなりお得になります!
2セット割と3セット割の組み合わせに関してはテックアカデミー側でセットメニューが既にあるのですが、2セット割だとPHP/Laravel+フロントエンドセット、3セット割だとPython+AI+データサイエンスセットなど、組み合わせて学習することで特定分野のスキルを伸ばすことができる内容になっています。
ブートキャンプ24週間ウケ放題の特別プラン
24週間(約6ヶ月)の間、テックアカデミーにある15のコースがウケ放題で学習できる特別プランがあります。
この特別プランは15コースを個別に受講するのと比べ188万円安くなっています。
毎月開催のプレゼントキャンペーン
毎週なにかしら、追加でカリキュラムをプレゼントするキャンペーンを開催しています。
2021年1月24日までの期間は、UI/UXデザインコースまたはWebディレクションコースが付いてくるTechAcademy新年のプレゼントキャンペーンですね。
エンジニア転職保証コース
テックアカデミーでは東京のIT企業へエンジニアとして転職を目指すためのコースがあります。直接的な割引ではありませんが、受講終了後に転職が決まらなかった場合は受講料を全額返金してもらえる保証制度もあります。
受講料や学習期間の面では正直あまり大差ない!
教育訓練給付金対象コースのあるDMM WEBCAMP COMMITの専門技術コースを例に挙げますと、税別828,000円の転職コース「専門技術講座」が給付金で56万円のキャッシュバックが受けられ、実質350,800円で受講できます。
テックアカデミーでも同等のコースで転職保証コースがありますが、受講料は税別298,000円になります。
学習期間で比べますとDMM WEBCAMP COMMITは約4ヶ月(17週間)、テックアカデミーは12週間になります。
受講料金だけで見るとテックアカデミーの方が52,800円お安いですが、期間で見るとDMM WEBCAMP COMMITの方が5週間長く通えるため、正直あまり大差ありません。
給付金が対象か対象外かに限った話ではなく、いくつか気になるスクールに無料体験やカウンセリング面談に行ってみて比較して納得して相性が良いなと感じるスクールを選ぶことをおすすめします。
最低でも3校は体験してみると良いですよ。
テックアカデミーやDMM WEBCAMP COMMITも十分おすすめできるスクールの2校ですが、他にも人気のスクールを徹底比較している記事がありますので、ぜひ参考にされてみてくださいね。