こんばんは、浅井裕喜です。皆さんはMagento(マジェント)という言葉をご存知でしょうか?未だ日本では一部の方にしか浸透していないのでご存知ないかもしれませんね。今回はそんなMagentoについてご紹介をさせていただきます。
Magento(マジェント)とは?
Magentoとは、X.commerce社が開発し、2008年3月に公開された世界中で最も利用されているEコマースのオープンソースプラットフォームです。現在、約15万サイトで使われており、個人のネットショップから世界でも有数のブランドなどにも採用されております。そんな世界中で注目のMagentoの特徴を見ていきましょう!
豊富な機能と特徴的なカスタマイズ性!
Magentoは、エクステンション(拡張機能)という追加プログラムが日々開発されております。WordPressやChromeでいうところのプラグインみたいなものですね。有償・無償問わず数千以上あり、メルマガ管理機能や接客サービスなどのECソリューションをスグに導入する事が出来ます。国内においても日本語対応エクステンションを無料配布している企業もあり、活用し易い環境が整ってきております。
海外への越境EC対応には特におすすめ!
日本国内でEコマースを展開するなら、EC-cubeとかの方が便利で解り易いかもしれませんが、Eコマースを通した海外展開は年々広がりを見せております。今後、少子高齢化で内需が危ぶまれますので、企業として越境ECを通じた販路開拓は取り組まなければいけない施策の一つになるでしょう。AmazonやEbayを通じた輸出で海外のニーズが見えてきた企業は自社プロダクトとしてMagentoでの展開を考えられる時期ではないでしょうか。
海外ウケしそうなデザインテーマがいっぱい!
海外サイトとなると、日本語サイトとは違ったテイストのデザインが多いですよね。Theme Forest (http://themeforest.net/)とかの海外テンプレート販売サイトで、「Magento」で検索するとめちゃ多くのテーマが引っかかってきます!
海外サイトのデザインテーマを日本語に対応させようと思うと大変なところですが、その逆でしたら、コーディングに割く時間を減らして自社商品の見せ方や翻訳に予算を費やせますよね。こういった海外のテンプレートサイトは色々ありますので、こういったところを活用するとコストが嵩みがちな越境ECのコストダウンを図れると思いますよ!
更なるコスト軽減を図るなら!
UpWork(旧oDesk)やElanceといった海外クラウドソーシングのサービスを活用して、Magentoの経験のあるデザイナーやエンジニアを見つけると良いかもしれません。UpWorkやElanceは日本で言うところの、クラウドワークス、ランサーズみたいなサービスです。UpWork(旧oDesk)やElanceの活用法は改めて記事を書かせていただきますね。
デザインや構築から丸っと、海外クラウドソーシングに投げるのも有りですね。日本でいうところのWordPressやEC-Cubeのサイト構築並みに出来る人は多いように思います。
ただ、英語がよく解らないなら!
日本でもMagentoでのサイト構築を対応されている会社はありますので、そういったところへ頼まれると良いと思います。本屋さんに行っても日本語の書籍もあまりありませんしね。MySQLのデータベースの作成から最新のMagento2正式版のインストール、日本語化やらカスタマイズまで日本人スタッフが日本語でやってくださる会社もありますしね。
まとめ
今回は、「越境ECサイトで話題のMagento(マジェント)とは?」と題して紹介をさせていただきました。ぜひ、越境EC成功させてくださいね!