フリーランス(個人事業主)の方にはMUSTで必要な、確定申告の時期がやってきましたね〜。
ただ、
- 初めてでよく解らない!
- 時間が無いので効率よく処理していきたい!
- 時間も無いし面倒なので丸投げしたい!
と、皆さん、それぞれニーズは違うと思います。
そこで、1つ1つ皆さんに合った方法がないか見ていきたいと思います。
2024年度分(令和6年度分)の確定申告のスケジュール・期限は?
まず、売上・経費の確定申告の提出スケジュールですが、例年は2月16日から3月15日までのスケジュールとなります。
2024年度分(令和6年度分)、つまり2025年に行う確定申告期間は2025年2月17日(月)から始まり、2025年3月17日(月)までが期限となります。
今年2025年は2月16日が日曜日、3月15日が土曜日、3月16日が日曜日となるため、開始日と終了日が後ろ倒しになっています。
とは言え、ほんとうにあっと言う間ですので、なるべく急いで準備を始めましょう!
フリーランスがストレスを感じる業務TOP3は確定申告・記帳・請求業務
先程、それぞれニーズが違うとお伝えしましたが、フリーランスが苦手意識やストレスを感じる業務はだいたい似通っています。
下のグラフは、pastureがフリーランス男女780名を対象にフリーランスのお金の管理に関する意識調査を実施した際のアンケートグラフです。
出典:「フリーランスがお金の管理でストレスを感じることTOP3、3位請求業務、2位収支の記帳、1位は?」より
アンケートグラフを見ていただきますと、半数以上が確定申告に負担を感じていることが解ります。
次いで、3分の1以上が収支の記帳、そして約4分の1が請求業務と回答しており、確定申告とその周辺の業務はフリーランスとしても苦手意識やストレスに思っていることが解ります。
つまり、このあたりの業務を相談したり、簡素化できたりするサービスはフリーランスとして本業に集中するためにも必要不可欠ということになります!
前置きが少し長くなりましたが、確定申告・記帳・仕訳などの業務に負担を感じているのはあなただけではありませんので安心してください!
フリーランス(個人事業主)開業しはじめての確定申告の人
フリーランス(個人事業主)として開業し、はじめての確定申告。正直言って、よく解りませんよねー。
「白色?青色?どっちが良いの?」
こんな疑問も出てくると思います。そんな人には記事を読んでいるよりも詳しい人に対面で聴いた方が腑に落ちると思いますので、無料で相談しに行ける施設を紹介しますね。
全国的にある施設です。
各市区町村の税務署に無料相談しに行く
税務署の窓口に行くと、優しいおじさん(新宿区はそうでした)が親切に教えてくださいます。
ただ、今は申告時期真っただ中なだけに親切丁寧にはいかない可能性もありますので、行く前に一度、ご自身が開業届けを出された税務署に電話なりで聴いてみましょう。
お近くの税務署は下記URLから調べられるみたいなので、調べてみてくださいませー。
日本税務研究センターに無料相談してみる
日本税務研究センターに電話してみると、親切に対応してくださいます。日本税理士会連合会と連携し、かつ全国税理士共栄会の支援を受けているセンターですので安心できますね。
一度、下記URLのページをご覧になられて、無料相談されてみては如何でしょうか。
会計ソフト・Webの会計ツールを使って効率よく確定申告したい!
会計処理って何かと面倒ですよね〜。
ただ、最近は市販の会計ソフト以外にも、無料会員登録すれば使えるWeb上でログインして使えるクラウド会計ツールや、月額定額で、少額からはじめられる会計ソフトも充実していますので、一度試しに使ってみましょう!
有名な弥生会計を無料で利用して確定申告できる!
経理や財務の人でなくても、弥生会計という言葉くらいは聞いた事がある人も多いのではないでしょうか。
割と大手の企業や税理士さんだとたいがいの会社で利用していますよね。
私も驚いたんですけど、弥生会計のクラウドサービスがあるんですね〜!
その名も、やよいのクラウド確定申告ソフトです。
しかも、
- パソコンにインストールしなくて良いので、バージョンアップ不要
- Windowsだけでは無く、Macでも利用できる!
- インターネット環境があれば、世界中どこからでもアクセス可能!
- パソコンが壊れてもデータがサーバー上に自動バックアップされ安心!
- 毎年ある税制・法令改正にもしっかり対応!
とあるではないですか〜!
やよいのクラウド確定申告ソフトは、
- やよいの青色申告オンライン
- やよいの白色申告オンライン
の2種類があって、利用料金に関しても、青色申告ソフトは1年間サービス利用料が0円、つまり無料で利用できます。
そして、驚く事に、白色申告ソフトは、なんと、全機能がずっと無料で利用できちゃうんです!
私も利用してみましたが使い易いし、デメリットは無いので、絶対におすすめです!
全自動のクラウド会計ソフト「freee(フリー)」を使う!
「freee(フリー)」は項目を入力していくと、青色申告/白色申告対応の決算書が作れる便利なサービスです。
解らないところはチャットやメールで聴ける他、Macやスマホに対応してたり、専門家のサービスを受けることもできます!
また、銀行口座やクレジットカードとの連携もできるなど、今後に役立つものが満載!
これをe-taxで申告してしまえば、家から出ずに申告完了。
まずは無料のお試しプランで使ってみましょう。
有料版にしても月980円(税込1,078円)だから、ランチ1食分の費用で確定申告ができちゃいます!
忙しいフリーランス(個人事業主)の皆さんは、打ち合わせと打ち合わせの間や、仕事で待機したりする時間もあると思いますので、そういった時間や土日などを使って、ちょっとずつ入力していくと凄く業務が効率化できちゃいますよ!
ただーし、法人の場合の決算書は「freee」だと別表1、2が出ないので、どっちみち税理士さんに頼む必要が出てきます。ご注意を!
MoneyForward(マネーフォワード)クラウドでクレジットカードや請求書発行も楽チン!
MoneyForward(マネーフォワード)クラウドは、各種カードや請求書発行まで一元管理でできる楽チンなクラウド会計ソフトです。
価格も、フリープランは年間50仕訳まで無料(0円)で利用できちゃいます。仕訳数が無制限でサポートも付くベーシックプランでも、月800円(税込880円)というお手軽さ。
freeeや弥生会計の確定申告サービスと同じく、ランチ一食の値段で、月額利用できるんです!
MoneyForward(マネーフォワード)クラウドの最大の強みは、各種データと連携したり、領収書をスマホでカシャっと撮影して送ると入力&仕訳までしてくれ、さらに請求書発行までして管理までしてもらえる便利なところ!
各種データの連携についても、
- amazon(アマゾン)、ASKUL(アスクル)の購入取引履歴を自動で同期
- SuicaやPASMOなどの交通系ICカードをワンタッチで明細取得
- アフィリエイトで獲得した報酬(収益)データを自動で同期
- クレジットカードと連携し、経費のレシート入力は不要
- ネットバンキングと連携し、取引明細の入力・仕訳が不要
等、この連携機能だけを利用するだけでも、月に800円(税込880円)払う価値は十分にあります!
50仕訳までは無料(0円)で利用できますので、試しに登録してみては如何でしょうか。
マネーフォワードクラウド確定申告
ソフトについて詳細内容を見る
また、与信審査が不要で、高額の決済にも対応可能な法人・個人事業主向けのカード「マネーフォワード ビジネスカード」も併用すると今後便利ですよ!
初期費用や年会費無料でポイントも1%〜3%も還元され、なんと言ってもマネーフォワードクラウドをはじめとした会計ソフトにも連携できます!
仕訳候補も自動で作成するため、入力の手間も必要ありませんので、とても便利ですよ。
丁寧に確定申告や税務の相談にのって欲しい!
やよいのクラウド確定申告ソフト、freee、マネーフォワードクラウドなどの会計ソフトを使っても結局は自分で仕訳の入力や連携データが入ってるか確認をしていく必要があります。きちんと仕訳日記帳や総勘定元帳をチェックし、自分で、青色申告や白色申告といった形で確定申告を行う必要があります。
確定申告のお願いや税務相談には言わずもがな国家資格を持った税理士さんにお願いした方が良いのは間違いありません!
とは言っても信頼できる税理士さんを探すのも一苦労。下記に、フリーランス(個人事業主)が信頼できる税理士さんを探すのに役立つ方法と注意点を紹介します。
税理士一括見積もりサービスを使う
条件を伝えておくと、その値段に会う税理士事務所さんから一括で見積もりが届くサービスです。
「税理士 一括見積」とかでググったら、いっくらでも出てきます。
ただこういうサービスに登録している税理士さんは注意が必要です!
私もフリーランスで初めてお願いした税理士さんが税理士一括見積サービスで出会った税理士さんで、酷い目に会いました!
なんとなんと、足し算を間違えられたんです!抜け漏れじゃなく足し算の間違えです!!
はっきり言って小学生からやり直して欲しいと思いましたよ…。
あ、勿論、その方とはもうお付き合いがありません。21世紀なのに、電卓で計算したのみというのは辞めて欲しかった(泣)。
と、ま〜、一括見積だと仕事が取れない税理士さんにはロクでも無い方が紛れているコトがありますので、国家資格を持ってると安心せず、選択は慎重にしましょう。
税理士紹介サービスを使う
これも色々ありますね。有名なところで言いますと、「税理士ドットコム」さんとかでしょうか…。
私も「税理士ドットコム」さんにお願いしてお会いした税理士さんがいらっしゃるのですが、とっても真面目で真摯な印象を受ける方でした!
なんと知人の経営者が、そのお会いした税理士さんに顧問税理士として就いていただいていて話を聞くと、
「税理士と経営者との相性はあると思うが、真面目でとても信頼しています」
と、話をされてました。
私は、その時は悩んだ挙句お願いしなかったのですが、また機会があれば、利用してみようと思っています。
また、「税理士ドットコム」さんは、色々な条件をお伝えした中から選んでくださるので、合いそうな方を紹介していただけるのが特徴ですね!
記帳代行、税理士との相性は超重要!
記帳代行、税理士紹介サービスについて、いくつか紹介させていただきましたが、結局、自分で会計処理&申告されないのでしたら、記帳代行サービスの担当者や、税理士事務所との相性は超重要です!
ほんとに、
と言いたくなるような税理士さんも結構いますからね〜。
私も昔、社宅費用の算出方法について知識が薄い税理士事務所があって、こちらから指摘したコトがあります(笑)。
私の経験上、税理士さんは時間かけて探したほうが良いです!
下手に、知り合いや友人に紹介してもらうと、いざ合わなくて断るときに、紹介してもらった方との関係も悪くなりかねません。
なので、できれば自分であたって探した方が良いです。その方が、知り合いや友人に気兼ねなく、言いたいことが言えます。
このような観点で考えると、法人成りしている人は税理士ドットコム、個人事業主のフリーランスはSHARESというのは、もってこいのサービスです!
ただ、今回がはじめての確定申告であれば、今回紹介した有名どころの会計ソフト使うなりして、自分でゼロから申告してみて、次の年から税理士に頼むようにされた方が良いです。
その方が、一通りのことが解りますし、頼んだ税理士さんが優秀なのか無能なのかの目利きができるようになります。
しかし、今のタイミングだとそうも言ってられない方もいらっしゃると思いますので、ご自身の環境に合わせて対応されてみてください。
それでは、申告はお早めに!