WordPressサイトをサブディレクトリからサブドメインへ移行する際のGSC・GA4・Bing対応

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WordPressサイトを example.com/shop/ のようなサブディレクトリから shop.example.comのようなサブドメインへ移行する際のGoogle Search Console(GSC/サーチコンソール)、Google Analytics(GA4)、Bing Webmaster Tool(ビングウェブマスターツール)の対応について解説します。

Google Search Console(GSC/サーチコンソール)の対応

まずは、WordPressサイトをサブディレクトリからサブドメインへ移行する際の、Google Search Console(GSC/サーチコンソール)の対応から解説します。

登録プロパティの種類による対応の違い

Google Search Console(GSC/サーチコンソール)は、元々のサブディレクトリWordPressサイトを登録しているプロパティ(ドメインプロパティかURLプレフィックスプロパティか)によって対応が違います。
詳細は下表の通りです。

プロパティの種類 対応
ドメインプロパティ(例:example.com) 全サブドメインを自動カバーするため、サブドメインの新規登録は不要
URLプレフィックスプロパティ(例:https://example.com/) サブドメインはカバーされないため、新規プロパティとして追加が必要

なお、Google Search Console(GSC/サーチコンソール)の「アドレス変更」ツールは、ドメイン丸ごとの移行を対象としており、サブディレクトリ→サブドメインの移行には適用できません。

サイトマップの対応

WordPressサイトをサブディレクトリからサブドメインへ移行する際の、サイトマップ(sitemap)の対応について解説します。

タイミング 対応
移行直後 新サイトのサイトマップ(例:https://shop.example.com/sitemap.xml)をGSCに送信
新サイトのインデックスが進んだ後 旧サイトのサイトマップ(例:https://example.com/shop/sitemap.xml)をGSCから削除

旧URLがインデックスから消えるまでには数週間〜数ヶ月かかりますが、301リダイレクトがあれば順次新URLに置き換わります。

なお、「重複しています。Google により、ユーザーがマークしたページとは異なるページが正規ページとして選択されました」というエラーが発生する場合があります。
これは、旧サイトのサイトマップが正規ページとして認識されているために、新サイトのサイトマップがエラーとなっている状態ですね。本来、SERPs(Google検索の検索結果ページ)上で新URLに置き換わってから旧サイトのサイトマップを削除するのがお作法ではありますが、新サイトが重複により正規ページとして認識されなければ本末転倒ですので、この場合は旧サイトのサイトマップはGoogle Search Console(GSC/サーチコンソール)の管理画面上から削除しましょう。ただ、サーバー上にアップされている旧サイトとsitemap.xmlは削除しないようにしてください。

Google Analytics(GA4)の対応

WordPressサイトをサブディレクトリからサブドメインへ移行する際の、Google Analytics(GA4)の対応についても解説します。

サブディレクトリWordPressサイトと同じGoogle Analytics(GA4)測定IDをサブドメインに設置するだけで対応できます。

もし、Google Tag Managerのタグ(GTMタグ)でGoogle Analytics(GA4)を管理している場合も、同じGTMタグを設置するだけでOKです。

サイトを丸ごとコピーして移行しているのであれば、IDやタグもコピーされていると思いますのでそのまま流用できますね。

項目 内容
新規プロパティの追加 不要。同じGTMタグを設置すれば同じGA4プロパティにデータが送られる
クロスドメイン設定 不要。同じルートドメイン(.example.com)配下のサブドメインはクッキーが自動共有される
データストリームへのURL追加 必須ではないが、管理上わかりやすくするために追加推奨
移行期間中の重複計測 301リダイレクトにより旧URLへのアクセスは新URLに転送されるため、基本的に重複計測は起きない

移行後はGA4のリアルタイムレポートで、新ドメインのデータが正常に計測されているか念のため確認してくださいね。

Bing Webmaster Tool(ビングウェブマスターツール)の対応

最後に、WordPressサイトをサブディレクトリからサブドメインへ移行する際の、Bing Webmaster Tool(ビングウェブマスターツール)の対応について解説します。

Bing Webmaster Tool(ビングウェブマスターツール)もGoogle Search Console(GSC/サーチコンソール)のドメインプロパティと同じく、全サブドメインを自動カバーするため、サブドメインの新規登録は不要となります。サイトマップの対応は必要となりますが、GSCのサイトマップの対応とすべきことは同じです。

Bing Webmaster Tool(ビングウェブマスターツール)は、Google Search Console(GSC/サーチコンソール)の設定を引き継いで登録している人も少なくないと思いますが、サイトマップの対応だけはGSCとは別に行っておきましょう。

まとめ

今回は、WordPressサイトをサブディレクトリからサブドメインへ移行する際のGSC・GA4・Bing対応について解説しました。
「.htaccess」設定についても別記事で解説しておりますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。

WordPressサイトをサブディレクトリからサブドメインへ移行する際の「.htaccess」設定
WordPressサイトをexample.com/shop/のようなサブディレクトリから shop.example.comのようなサブドメインへ移行する際に、.htaccessの設定でつまずいている人は少なくないと思います。本記事では、.htaccessの設定方法を解説します。

 
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