12月8日放送の「とくダネ」で、ITジャーナリストの三上洋さんからの見解で、
「(SEOで)長文だと検索で上位表示される」
という放送がありました。
ただ、2016年12月8日現在、GoogleやYahoo!の検索結果(SERPs)で、長文だからといってSEO上、上位表示されるアルゴリズムはないと思っています。
検索ユーザーの意図を満たすために、結果的に長文になる事はあると思いますが、それは結果論のはずです。
私は、過去に書いた記事で、
「どうも読み辛いな」
「この文章、もうちょっとコンパクトにまとめれるかな」
「ここの内容、余計かな」
と感じて編集し、結果的に文章を短くしたことも何度かありますが、結果的に該当する個別記事の順位が上がった事も何度もあります。
要は、ユーザーにとって読みやすく有益なコンテンツであるかという事が重要ですので、同じテーマの同じ内容であれば、
無駄に長くしてもユーザーの満足度を下げるだけです。
「長文にしたから順位があがる」
という、そんな単純なロジックではなく、もっと複合的にいろんな要素が絡み合うので、SEOに詳しくない一般視聴者に誤解されるように放送するのはちょっと勘弁願いたいですよね。
個人的には、上位にきている良質な情報まで疑われてしまう事になりかねないと思っています。
ここ1〜2週間は、まとめサイトの問題が取り沙汰されていますが、テレビの情報だって信ぴょう性あるのかみたいな議論は昔からされています。
ネットにしろ、テレビにしろ、雑誌にしろ、メディアの情報を信用する、しないは個人の尺度が重要なはずです。
ただ間違った情報が、自分の書いてある記事よりPageRankが高いから上位表示されている事がありますが、これも同様に勘弁願いたいですね。
あとは名前だけのカリスマなんちゃらが書いた薄っぺらい記事とか。
以上、個人的なぼやきでした。